INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

朝鮮学校の歴史教科書の翻訳本を出す版元に聞いてみた

この前、こういう記事があった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100415/plc1004150131001-n1.htm

朝鮮学校教科書の日本語版を出版 目立つ個人崇拝 無償化論議に一石

(略)・・・「朝鮮学校の虚偽教育の実態を日本政府や国民は知るべきだ」と北朝鮮専門家らが朝鮮学校の歴史教科書「現代朝鮮歴史 高級1」(高校1年用)の日本語版を15日に出版する。金日成金正日ファミリーの個人崇拝が目立つ内容であり、無償化適用の論議に一石を投じることになりそうだ。

 翻訳したのは「朝鮮高校への税金投入に反対する専門家の会」。ジャーナリストの萩原遼氏(69)が研究者ら9人で立ち上げた。

 高校1年用は北朝鮮建国と朝鮮戦争まで(1945〜53年)だが、教科書は朝鮮戦争を「韓国が起こした」とし、建国時のソ連の軍政には全く言及せず「金日成主席様」による「反帝反封建民主主義革命」だったと記述・・・(略)。

萩原氏は「教科書を読めば朝鮮学校の教育が史実を歪曲(わいきよく)し、反日反米など政治の道具化していることが明白にわかる」と<※北朝鮮などの主張に>反論している。同会は2、3年生用も今月中に出版するほか、虚偽記載を指摘した解説書も出版する。日本語版発行元「星への歩み出版」((電)072−990−XXXX(※リンク先へどうぞ)。メールアドレス※リンク先へどうぞ@gmail.com)

非常に興味深い。以前から「実際に朝鮮学校へ行ったら子供たちの明るい笑顔が云々」のルポは見る機会があったが、実際の教科書の内容って断片的にしか伝わっていなかった。


ただ、細部について分からないことがあったので、問い合わせをしました。そしてメールでの問い合わせおよび回答をQ&A風に再構成した。その際の変更によって少々意味が違ったりしていることもあるかもしれませんが、さらに細部を聞きたいときは直接問い合わせてください。

Q:書店で注文したり、アマゾンで購入できないのですか?
A: 書店・アマゾンでは買えません。


Q:そういうところで買えないのは何かの理由が?
A:当出版社は今まで3冊しか出版していないので、出版社の資格はまだとれていません。(※わたしも出版事情に疎いのだが、取次とかそういうことだろうか?)


Q:この教科書の著作権
A:著作権については北朝鮮本国にあり、日本では印刷・出版だけが日本でされていると認識している。北朝鮮とは国交が無く、相互に著作権はなり立たないと考えている。それに、もし訴えてくるなら(メディアが注目して組織にとっては)藪蛇になるような内容です。
【補遺】これを参考に入れたつもりが抜け落ちていました。
北朝鮮との相互の著作権に関して話題になったことは今までいくつかあります
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071214/trl0712141843006-n1.htm
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20040623/p1
http://journal.seesaa.net/article/436327.html


Q:率直にいうと、今の時代はどんな会社でも、公式のサイトがないと失礼ながら「うさんくさげ」に感じてしまいます。実際に事務処理上でも、インターネットだと24時間欲しい人が情報を入手できるし、注文などの処理も簡単です。サイトが無い理由は?ブログやtwitterを使う予定は。
A:会社の平均年齢が60歳なので・・・ブログや twitter に関しても、ほとんど知らないので予定はありません。執筆者の萩原遼の経歴、実績で「うさんくさい」かどうかはご判断ください。


Q:出版への報道や反応、そこに至るまでの状況で感じたことはありますか?
A:今回の朝鮮高校の教科書を、日本の殆どすべての人がまったく知らないということが明らかになりました。国会議員、左翼運動家、在日、民団……と、あきれるばかりの状況です。ハングルで書かれていれば、日本人も在日もまったくお手上げなのです。
こういう事実を知らせるには、正確な日本語訳が絶対必要です。私たちは決して朝鮮高校の生徒たちを排斥するという立場ではありません


Q:では、注文の仕方を教えてください。価格なども。
A:資料と振込用紙などをお送りさせていただきます。お手数ですが、郵便番号、住所、氏名、電話番号(FAXがあれば必ずその番号)を明記の上、メールをください。FAXか、振込用紙をお送りさせていただきますので、振込確認後、書籍をお送りさせていただきます
一冊、頒価2880円 送料100円となっております。申し訳ありませんが振込手数料はご負担ください
なお、現在は1巻のみとなっています。2・3巻は現在進行中。よろしくお願いいたします。

値段と、申し込みのときの記入必要事項は産経新聞に無い独自情報。
これで2回メールをやり取りする必要は無くなるでしょう。

ただし、この会社は本当に人手が足りないようで、個人的には1週間たっても振込用紙がまだ届いていない(笑)。あと付記すると、同社の電話番号はファクスを兼ねており、同じ番号にFAXすることもできるようです。というか私がかけた時は、最初からFAXモードになってた。

萩原遼氏がこの翻訳書の前文に載せたメッセージがある。

「ぜひ公開してください」と同社から許可を得た。
【付記】皆さんがここからご自身のブログに転載するのも自由です!ぜひ転載を!!

朝鮮高校『現代朝鮮歴史』の翻訳・刊行にさいして

                                                                                                                                    • -

1.朝鮮総連が運営する朝鮮高級学校(高校、以下同じ)の現代史教科書『現代朝鮮歴史』の第1巻を全文翻訳し、世に出すことにした。現在、日本各地の朝鮮高校で使われているもので、1巻から3巻まである。これを3年間で教えているとみられる。第1巻に次いで2,3巻も引き続き翻訳出版する。
 昨年末ごろから鳩山内閣が高校授業料の無料化方針を打ち出したことに関連して、朝鮮総連朝鮮学校関係者から朝鮮高校も無償化すべきだとの意見があがった。
2010年3月の衆議院議員本会議で、日本の高校授業料無償化法が通過した。このさい、朝鮮高校については教育内容がわからないいから「第3機関」を設け検討して判断し、決定するとした。


2.このころから、朝鮮総連朝鮮学校関係者から「朝鮮の子どもを差別するな」の意見がはげしくなるにつれて、マスコミやインターネット上で賛否の議論が行われている。教育問題から政治的問題へと発展しつつある。
 これらの論議に問題点が多い。朝鮮学校の教科書は朝鮮語で書かれている。多くの論者が朝鮮語を読めず、中身を知らないままであれこれのべあっている段階である。


3.われわれは朝鮮問題を長く研究してきた専門家の立場から、朝鮮高校の現代史教科書を翻訳して、討論の参考に供することにした。中身で判断していただくことが基本である。


4.翻訳にあたっては、原文に忠実に訳した。写真や図表の位置、ページ数も原書と同じように配列した。ただし不要と判断する表などは翻訳を省略しそのままハングルで残したものも若干ある。
 原文は漢字を排し、地名、人名はハングル書きであるが、日本でよく知られている韓国・朝鮮の人名、地名などは漢字を当てた。
複数のもので翻訳を分担し、萩原が全体を統一した。


5.著作権についてふれる。著作権法が保護する著作物は「日本人の書いたもの」に限られる。国交のない国のものはこの保護を受けないというのが日本の文化庁の見解である。
 日本の国費を要求する以上、朝鮮学校側がその教科書を日本語に訳し、関係方面に配り判断を仰ぐのが筋である。それどころか、朝鮮学校側は教科書をあたかも秘密文書のように隠して公表を抑えている。われわれの今回の措置はそうした秘密主義を排し公明正大な土壌で論議するための一つの試みである。朝鮮総連側の正当な行動を期待する。


6.この機会に、われわれ専門家の立場も明らかにしておく。
朝鮮教科書の内容は虚偽が多い。たとえば朝鮮戦争は南北どちらの側が起こしたか、についてはおびただしい証拠や文献によっていまでは北の主導による南進であったことが国際的常識になっている。にもかかわらず、朝鮮高校教科書は、アメリカと韓国による侵略戦争だと教えている。虚偽はこれだけではなく、ソ連軍の手で植民地朝鮮の解放がおこなわれ、次いで北朝鮮地域におけるソ連の軍政が行われたことも隠されている。1960年代の帰国事業についても正反対のことを教えている。
 いうまでもなく、教育の目的は、真実を求めることであり、愛と助け合いで平和に生きるための人材を育てることである。
 虚偽を教え込むことは、ある種の犯罪である。南とアメリカが北を攻撃し、人命や財産、国土に甚大な破壊をもたらしたと言いつのるならば、南の側との和解や共生はうまれない。逆に南北対立をあおり復讐のためには命を賭して邁進しようとする若者を育てることになりかねない。
 朝鮮高校の卒業生のなかから日本人拉致や韓国での破壊活動に従事する者が少なからず生まれていることも、こうした教育と無関係ではない。
 虚偽を教育の柱としている機関に日本の公費をつぎ込むことは犯罪に手を樫うことになる。


7.教育に政治を持ち込むなとの意見についても、無理解がある。朝鮮総連は彼らの経営する民族教育を「在日朝鮮人運動の生命線」と規定し、「高等学校授業料無償化」を必ず勝ちとるよう運動をおこなうと決定した(2009年11月11日の本部での会議決定)。そして、この方針が偉大なる金正日将軍様のご指導であるとこう述べている。
 「敬愛する将軍様におかれましては、今年を『民族教育を強化する年』とお定めくださり、決死の覚悟と不退転の意思で民族教育を守り発展させることについての方針をお与えくださいました」(2010年1月13日 朝鮮総連本部委員長・中央団体責任者会議での報告から)
 教育に政治を持ち込んでいるのは朝鮮総連である。朝鮮総連を指導する朝鮮民主主義人民共和国朝鮮労働党は機関紙「労働新聞」でこういっている。
 「在日朝鮮学校を政府の支援対象から除外しようとする日本当局の方針はたんに金銭にかかわる問題ではなく、朝鮮総連の民族教育の権利を奪うための犯罪的策動である」「反朝鮮総連、反共和国政策の産物である日本反動どもの今回の策動はわが朝鮮人民の憤怒を激発させている」(2010年3月9日付)
 こうした感情論ではなくきちんとした話し合いこそ教育問題の基本である。


8.われわれの立場と行動は、朝鮮高校生を差別するものではない。真実と平和を愛する子どもを育てるという普遍的な理念から出発するものである。
この翻訳が正しい論議のたたき台となることを期待する。


2010年4月15日
「朝鮮高校への税金投入に反対する専門家の会」
            代表   萩原遼

以前のエントリを再掲載します。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050624#p2 より


萩原遼著作集】

金正日 隠された戦争 金日成の死と大量餓死の謎を解く

金正日 隠された戦争 金日成の死と大量餓死の謎を解く

ソウルと平壌 (文春文庫)

ソウルと平壌 (文春文庫)

北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫)

北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫)

などなど。
この中では「拉致と核と餓死・・・」の一部をhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040701#p1で紹介したことがある。

今回は、共同通信記事でも触れられている大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「北朝鮮に消えた友と私の物語」の末尾の文章をご紹介しよう。

・・・わたしも怖い。生まれつき臆病な小心者である。総連のテロを思うと震える。これを書きながらも体が震えてくる。ここ一週間ほど食欲がないのはたぶんこの恐怖感のせいだろう。ピョンヤンで殺されかけたことはすでに書いた。その後二度総連の暴力分子にやられたことがある。(略)
ごく最近こんな話を聞いた。チュチェ思想研究会というのがある。北朝鮮と総連が金を出して飼育している日本人の金日成信奉者の組織である。ここを最近抜けた青年がわたしに語ってくれた。ある総連幹部の言葉である。
「萩原はわれわれの襲撃対象である。しかしへたにわれわれがやると国際問題になる。日本人のおまえらがやれ。その時期はわれわれが指示する」
これを聞いたときもしばらく食欲がなくなった。
しかし、いかに小心者とはいえ、ことと場合によっては命をかけねばならないときがある。
(文春文庫P414-416より抜粋)

結局当事者ではない我々がやれいけそれ行けとも言えないが、この文章には深い敬意を表わしたい。そして無力ながら私は、そして皆さんも、読むという行為によって彼と、また彼らが記した友への助けとなってほしい。

萩原氏は上の文章を記した後、フランスの詩人ジャン・タルジューが反ナチスドイツ闘争を呼びかけた時の歌を引用し同書を終えている。
孫引きさせてもらおう。

死んだ人々は、還ってこない以上、
生き残った人々は、何が判ればいい?


死んだ人々には、慨(なげ)く術もない以上、
生き残った人々は、誰のことを、何を、慨いたらいい?


死んだ人々は、もはや黙ってはいられぬ以上、
生き残った人々は沈黙を守るべきなのか?

実際に「国外の金体制批判者」へのテロは計画された。しかも脱北難民を装って!

黄長菀を暗殺して投身自殺するつもりだった」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=128482&servcode=500§code=510
北の脱北者工作が本格化 黄氏暗殺に執念
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100421/kor1004211932005-n1.htm

東京新聞でルポをした3記者にこそ、翻訳教科書を読んで欲しい&関川夏央「退屈な迷宮」より

http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20100228
東京新聞の”顔”ともいえる名物企画「こちら特報部」記事の文字起こしがある。以前はネットで読めたのだが、同紙がけちなのでその掲載をやめてしまった。大変ありがたい。
孫引き

 衆院で審議入りした高校無償化法案で、朝鮮学校を対象から除外する動きがある。急先鋒(きゅうせんぽう)の中井洽拉致問題担当相の言い分は「制裁措置をやっている国の国民ですから」。鳩山由紀夫首相も「国交がなく、教科内容の中身がみえません」。だが鳩山首相が、朝鮮学校について、どれほど知ろうと努力しただろうか。代わりに「こちら特報部」が東京朝鮮中高級学校(東京都北区)を訪ねた。(岩岡千景、加藤裕治、出田阿生)

 訪ねた時はちょうど、昼休み。昇降口近くに弁当を買う生徒の人だかりができていた。男子はブレザーに赤いネクタイ。女子は民族衣装のチマ・チョゴリ姿。記者を見ると、口々に「こんにちわあっ」と明るくあいさつする。照れくさそうにほほえむ子も。

 最初に案内された校長室には、金正日総書記と故金日成主席の額入りの写真が並べて飾ってあった。各教室にも、黒板の上に飾ってある。(略)

で、教科書を見せてもらったという。

 興味深いのは地理歴史だろう。日本と国交のない北朝鮮については「チュチェ(主体)思想という形ではないが、自力で社会主義国家建設をしていることを教えている」(尹氏)。日韓懸念の竹島問題は「(領有権を主張する)韓国と同様の立場だ」。昨年、北朝鮮でミサイル実験が相次いだが、生徒には「ロケットの発射だった」と説明している。
ただ、それは決して反日教育ではないと主張する。

ルポの労は多としたいが、好漢惜しむべし。全体の記事から推測する限りでは結局お三方、(十分に?)ハングルが読めず、説明をお伺い(うのみに?)するだけだったのではなかろうか。
それは仕方ないが「先ほどのご説明のウラを取りたい。この教科書をお借りしますがよろしいですね? こちらで独自に専門家に訳してもらいます」とは思いつかなかったか、先方に拒否されたか。
説明した尹氏は「私たちは何も隠さない」と言ってるから、それを信じるなら記者の責任ということになるが・・・
どちらにしても、3記者こそまさに今回の教科書の翻訳出版が役立つのではないだろうか。これを読んだ後の、再取材を期待したい。

関川夏央「退屈な迷宮」より

私はこの新聞を最初に読んで「ああ、80年代まではこういう感じの、平壌取材のルポがあったよなあ」と懐かしく感じたのでした(笑)。


しかし、そういうお仕着せルポを一掃したのは・・・
日本の北朝鮮報道でエポックメイキングとなった、関川夏央氏の北朝鮮ルポルタージュ「退屈な迷宮」という作品がある。彼だって実際はお仕着せのツアー旅行の1客として旅しただけなのだが、賛否は別として、当時は大反響を呼んだと記憶している。

この末尾に記された文章を抜粋して紹介したい。

ギランはその折の中国訪問記を「五億の青い蟻」と題して1956年1月から2月にかけて「ルモンド」紙上に連載…このころフランスではまだ「中国革命は血の通ったヒューマニスト共産主義だ」という幻想があった。・・・レポートは…多数の知識人のジャーナリストの激しい攻撃を受けた。・・・それについてギランが書いていることを、本書「退屈な迷宮」における最後の注釈として採録しておきたいと思う。

サルトルはわれわれの偽りの主張を告発する発言を行ったが、その主たる論拠はこうだった。
『わたしたちも中国に行って来たが、この二人の人物がいわゆる事実として伝えているようなことは、一切、何も見なかった』
彼らは何も見なかった・・・それこそわたしが考えて、いったことである。何も見聞きしないか、十分見聞きしなかったのだ…暗い面を知らずにいられたという事実は、かなり簡単に説明がつく。訪中旅行はいつもたくみにお膳立てされ・・・だれかが立ち会わずに接触することもまずない。通訳兼ガイドの案内を受け、ものごとを教えてもらう。・・・短い滞在期間では彼らにはものごとのうわべしか見られない…アジアは、通りすがりの新米の旅行者には、その現実の姿を明かしてはくれないのだ。>

(略)
ここにある「アジア」と「中国」という言葉を「北朝鮮」に置き換えるなら、それはそのままわたしに向けられるだろう非難へのわたしの回答となるはずである。

追記 コメント欄より。

三浦小太郎 2010/05/03 18:17

この教科書についてですが、一応、私たちの団体のホームページも見てくださればと思います。。
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
http://hrnk.trycomp.net/index.php 
http://hrnk.trycomp.net/book.php?eid=00010
(当該教科書の紹介記事)

まあ、マイナーというかほとんど知られていない団体なんでしょうがないのですが(笑)。一応、こっちでも扱ってますので。
萩原さんは我が団体の名誉代表ででもあります。ただ、この教科書や無償化問題に関しては、団体内でもいろいろな意見があるので、萩原さんが責任を持つ形で出版しました。