別の記事の一部だが、引用や閲覧しやすくするために独立させた。
元はこちら 2012年09月07日(金)のやりとり。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130115/p3
https://twitter.com/gryphonjapan
https://twitter.com/yasudakoichi
「ネットと愛国」著者の安田浩一氏は、萩原遼氏や野村旗守氏をこう評価している。
萩原氏で思い出したが、
昨年9月、安田浩一氏とtwitterでこんな会話をしていた。
(※太字が安田氏。複数のツイートを一文に再編集。当方にもれはないが、先方は関係発言のリツイート漏れの可能性もあるので、気になる方は遡って見てください)
2012年09月07日(金)
人に貸した「ネットと愛国」が帰ってきたので再読してみた。観想はいずれ連続ツイートするかブログでまとめたいが、今作者の安田浩一氏@yasudakoichi がネット上にいらしゃるので、聞いてみたいところがくつか。(お忙しくはしているようだが)
・「:ネットと愛国」には意外とも必然ともいえるが、野村旗守氏へのインタビューがある。一度あったことがあるが、彼が朝銀信組の闇に迫り、問題点を指摘した言論活動は本当に偉大な功績であり、ネットと愛国の評判と一緒に、彼の名と功績が知られるのはこのましい。
ところで野村インタビューに際し、冒頭で「スタンスは微妙に違う」としているが、野村氏の所謂在日特権に対するスタンスは「法的な制度でなく圧力、プレッシャーで、非合法を見て見ぬふりをされるという意味なら過去には存在。今は力を失ったので消えた」との主張。
「ネットと愛国」は性質上、在特会の主張検証がメインなので、実は野村氏の意見の評価は必要なく、結局同書でこの「野村理論」の是非は未決着。私も野村氏の主張は大筋間違いではないと思うが、安田さんは最終的に「野村理論」をどう評しますか?。ネットでの質問にて失礼。
もう一つ、これは本に直接関係ないのですが、元赤旗記者で北朝鮮(朝鮮総連・朝鮮学校含む)の非人道性を批判する萩原遼氏がいますね?全く別方向からの批判者ゆえ「ネットと愛国」で出ないのも当然ですが、彼の総連や朝鮮学校批判をどう感じているかお尋ねしたいです。@yasudakoichi
posted at 19:21:03
@yasudakoichi: @gryphonjapan 読んでいただいてありがとうございます。野村さんは僕の大事な友人ですが、当然、特権に対しての考え方に差があります。僕自身は「過去の事例」に対しても、特権だとは考えていません。犯罪は犯罪として罰せられたわけであり、それを普遍的な特権だとして、在日コリアンのあたかも「特性」のように考えるのはおかしいと思っています。
posted at 19:28:31
忙しい中有難うございます。荻原氏は秘密だった朝鮮学校の教科書内容を暴き、学校そのものの批判者であるので今後はどこかで重なるかと思いますが、少なくともあの本では構成上、荻原的な批判まで検証、フォローすると焦点ボケになることは事実ですね。 @yasudakoichi
posted at 19:40:24
@yasudakoichi: @gryphonjapan 萩原さんも、私は週刊誌時代に取材させていただきました。優れたジャーナリストだと思っています。ただ、拙著の主題とは直接にシンクロする部分は少ないと思います。頷けるところが多いのは事実です。ですが、その言説を私がトレースすることの意味は感じていません。拉致事件が憎むべき犯罪であることは当然ですし、拙著において学校のあり方に一定の疑問も呈しています。ただしそれらを差別の「理由」としてはならないと思っています。いや、レイシズムに「理由」があってはならないというのが私の立場です。
posted at 19:44:34
ありがとうございました。大変参考になるお話でした @yasudakoichi
posted at 19:45:03
@yasudakoichi: @gryphonjapan 萩原さんが監修した教科書は私も持っています。考えることは色々とありますが、それで民族教育の意味が失われるとは思っていません。ご質問ありがとうございました。不充分な回答かもしれませんが、ご理解いただけたら幸いです。
posted at 19:48:49