もうひとつ中東がらみで。鳩山論文というのはご存知のとおり、アメリカで複雑な反響を呼んだこの前の文章のこと。
http://newsweekjapan.jp/column/sakai/2009/09/post-55.php
30日の総選挙の結果は、中東諸国でも関心をもって取り上げられている。汎アラブ衛星放送の「ジャジーラ」は、投票日当日深夜、大勢が判明するとすぐ「野党、圧勝」の一報を流した。汎アラブ紙で「アラブのワシントン・ポスト」とも呼ばれるインテリ日刊紙の「ハヤート」は、9月1日付けのコラムで早速、民主党の分析を掲載している。
(略)だが、いずれのアラブ紙も共通して関心をもって触れているのが、鳩山代表のニューヨーク・タイムズの「論文」だ。「民主党は米国からの独立を目指している」――。実にアラブ世論のツボにはまった論点である。同じく汎アラブの大手紙「シャルクル・アウサト」は、選挙結果を報じる記事の副題に「鳩山代表、米国と対立せずにEU型アジア共同体を」と掲げた。
ま、好意的に見られるならありがたい。その後失望されないようにしつつ。
いっそ、すでにアンタッチャブルな領域に認定された幸夫人に「私は預言者からの啓示の声を聞いたことがある」とか言わせてみてはどうか(笑)さらに受けるかもしんね。