歌田明弘、世論調査を語る（あらたにす）

国会が解散してから、「政治」カテゴリのエントリを書こうと思っているがなかなか書けない。
というのは何度も今までちょっとだけ触れてはいるように「今後の政治は頻繁な世論調査が大きな位置を占める。たとえ民主政権ができてもその潮流は変わらない。新書で世論調査に関する多くの良書が出たのでそれを紹介する、ボリュームあるエントリを書こう」と思っていたら、それ自体が足かせになって小さいのが書けなくなっちゃったんですね。
肝心のそのエントリもどんな構成にするのかいまいち固まらない。

だが、先行して６月に、歌田明弘氏が
■たかが世論調査、されど世論調査
http://allatanys.jp/B001/UGC020005120090623COK00325.html
という文章を書いていることが分かった。
非常に読みやすく、コンパクトに、論点を総ざらえしているので一読、ニ読をお勧めする。
もし私が、世論調査と政治に関する新書紹介のエントリを今後でっち上げることが出来たとしても、先行してこの記事を読んでおいてもらえば、より分かりやすくなると思うです。

世論調査と政治――数字はどこまで信用できるのか (講談社+α新書)

「次の首相」はこうして決まる (講談社現代新書)

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)

つっこみ力 (ちくま新書 645)

反社会学講座 (ちくま文庫)