「チ。」「ひゃくえむ。」の魚豊先生は、2021年に今後描きたいテーマとしてこんなことをゆってた。
「Q:次回作で描きたいものは?」
という質問への答えが
「ネットのトロールとか、荒らしとか言われるものを描きたい。それも、荒らす側を主人公として」
ははん、複雑な現在社会にするどいメスを入れる問題作品だな・・・・・・・・・と思ったんだけど、スタッフが魚先生に聞いた、補足の同作品構想では
「主人公が(荒らしの)師匠と出会い、『ネット荒らしこそ、俺が俺であるために必要なことだ!これが俺の生きる道だ!!』と、すごく一生懸命に頑張る王道作品」を描きたい、みたいなこと言うてた。
なんか
いろ
いろ
ちがう・・・・・・・・・・・・
それと、どのへんまでつながっているのか。
『チ。』の魚豊が描く、恋と陰謀ーー!!
あの人に、好きな人はいるのかなーー
あの時話していた言葉の意味ってーー
抱いた恋心が溢れるとき、
世界を動かす謎に迫っていくーー!
『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が描く、
圧倒的新機軸、前代未聞のラブコメストーリー!!
片思いの先でたどり着いたのは、”陰謀論”恋路の中で覚えた違和感。
「あの子は俺とイイ感じだったはずじゃーーー」
疑念が疑念を呼び、
やがて世界そのものを疑うようになっていく。
『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が問いかける、
「嘘」と「真実」の物語―――!!
”陰謀論”を、信じた先にあったのは――正義のため、真実のため、
勉強を重ね、努力を続けてきた。
人生の何よりも、夢中で取り組んできた。
そんなものが、もし嘘だったら―――『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が紡ぐ、
「信念」と「疑惑」の物語ーーー!
”陰謀論”を信じてはいけなかったのかー?
「人生が、始まってる気がしない」
小さな不信感から始まり、傾倒した”陰謀論”。
しかし嘘に裏切られ、手元に残ったのはいくつかの疑問だった。
「なぜここでトラブルに遭ったんだろう」
「なんであの子と出会ったんだろう」
「なんで陰謀論を信じたんだろう」
”陰謀”と決めつけて蓋をした疑問に再び向き合い、
答えのない問いに決着をつけることはできるのかーーー『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が示す、
「運命」と「真理」の物語―――!!
しかし、我ながら軽忽なんだが、買っちゃったよ。すでに。
自分はこんな人間じゃなかったはずだ。その作品が面白いか、お金を払うに値するかについて慎重の上に慎重に見極め、そしてブックオフの100円コーナーに出ないかずっと見極めて、何度も足を運んで見つけていく・・・・・・・それが、1ページも読んでいない作品に…「魚豊が!陰謀論をテーマに描いた漫画!ホホーッ、興味深い……」とポチる。
おかしな時代だ。
ともあれ、わたくしと同様に「興味深い」、と感じた人は気にかけておくれ。
大急ぎで読んでみて、