この前、「幸福の科学新党」をスクープした有田芳生ブログで
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2009/05/post_550d.html
・・・上杉隆さんの『世襲議員のからくり』(文春新書)が面白い。お金や生活の苦労が一般人より少ないというだけではない。まるでブラックユーモアを読んでいるかのような、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎「世襲」首相のびっくりエピソードの数々。政治資金管理団体の非課税相続などの実体も、はじめて知った。安倍氏にとくに厳しいのは、上杉さんが抗議を受けているからだろう。
新書の発売、知らなかった。あとで買ってみよう。
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/05
- メディア: 新書
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これは「新党日本」候補者ではなく「ジャーナリスト」有田芳生氏にお伺いしたいのですが、安倍vs上杉バトルの中で、安倍側が
http://www.s-abe.or.jp/
で指摘している問題について、上杉氏がブログや記事による”回答(解答?)”はどう思われますか?上杉氏の世襲一般への批判、安倍氏への一般的な批判はそれはそれでいいと思いますが、それと「記事の事実関係が違う」「虚偽の光景を捏造している」という安倍側の指摘は、また別問題で、世襲一般を新書で書いたのが”逆襲”だというのならチト筋違いのような。
それがいかに正論でも、集会の風景の事実関係が正しいか違うか、は別問題ではないでしょうか。週刊新潮の「赤報隊」記事の誤謬についての有田氏の意見表明との整合性も合わせて、ぜひ”ジャーナリストの有田氏”の意見を賜りたいと思います。
この投稿が承認されるかわかりませんが、ぜひ承認して、お答えをいただけるようお願い申し上げます。
さて、同エントリはコメントの承認制で、ブログ管理者の有田氏が認めたものだけが反映される。
もとよりそれを認めるかどうかは当然、管理者の権限、独裁が当然なので、それはあちらの胸先三寸だ。
だが、それを承認するかどうか、これは「政治家・言論者 有田芳生」を評価する際(とくに公平性、論理性、党派の利益と自身の主張や信念のどちらを優先させるか・・・など)の、ひとつの判断材料にはなるだろうと自負しております(笑)。
その結果は。
どきどきしながらお待ちください。
ちなみに、上に書いた週刊新潮についての有田氏の意見、を抜粋すると
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/cat4785814/index.html
「「完全な誤報」は虚報=架空話という」
「たんなる経過報告だ」
「「騙された」というが、結果として読者を「騙した」との苦悩がまったく見られない」
「社内処分がないことにも違和感がある」
「第三者の検証委員会を設けるべきだろう」
「「週刊新潮」だけでなく週刊誌界全体への信頼性が問われている。それゆえに新潮社の対応がさらに必要だ」
もちろん、この指摘の多くは週刊新潮自身が「誤報」を認めた後のもので、そこは異なるが文春はそもそも自身の回答を「非公開にせよ」と安倍側に縛りをかけている。この是非も聞けばよかったな。
【追記】23日、質問は公開されました。ありがとうございます