http://beye2.com/item_20759.html
がhttp://cinematoday.jp/page/N0017167を紹介している。
・・・イランの高官が、ハリウッド映画の中にイランを侮辱する表現があるとして、アメリカに謝罪を求めている。ミッキー・ローク主演の『レスラー』では、イランの旗でミッキー・ローク演じるプロレスラーの首をしめようとする「ジ・アヤトラー(イスラム教シーア派の指導者の尊称)」というレスラーが登場する・・・
極めて困った話だが、映画はこう弁明することが可能だろう。
「こういうことがプロレスには実際にあるのである。その実際にあったことを描くために、必然的にこうなった。」
それは表現と社会、作品の関係において正しい弁明だ。
ただしそのとき、抗議者が
「じゃあプロレス自体が問題なんだよ!!」
といったら、はいそれも正しい(笑)。
主にWWEだが、もうすでにかなり侵食されている部分もあるとはいえ、プロレスの魅力のひとつだった「エスニック・ステロタイプの競演」「カリカチュアライズされたキャラクターの大暴れ」はこう正面からやられると退散するしかないだろう。
ラシアンズも
アンチ・アメリカンズも
ベトコン・アキスプレスも
古きよき時代のお話となっていくのかもしれない。
まあ今回、相手がイランだから抗議を逆に無視しちゃうかもしれないけどね!!