我々はここ10年、20年で国が滅びる様(ソ連、ユーゴ、旧イラクなど)も見てきた。
国が生まれる様も見てきた(バルトなど旧ソ連国、コソボ、東チモール)
この後、私たちは日本のすぐ近くで、国を産もう、創ろうとして、あと少しまで手が届きながら、しかも果たせなかった様子を見る事になるのだろうか。
もちろんチベットのことはある。
スペインは2003年、世論調査で一貫して不利だった野党が期間中に発生したイスラムテロの影響によって大逆転したが、今回はそれでも組織力や優勢な候補者・馬英九のカリスマ性を見ると、難しいのではないか。
隠れ独立派の李登輝が、民主主義によって選ばれ、その後民進党に政権が引き継がれて計12年。
この間に、この「国」を訪れてみたかった。
それもまた民主主義の民意である。