中間選挙、あまり注目されていないといえばそんな気もするし、注目されているといえばそんな気もするという微妙な報道量。
ただ、個人的には中間選挙ウォッチは好きだ。
というのは、アメリカはやはり民主主義という点では一番進んでいる。「進んでいる」というのは褒め言葉ではなく「暴走」「過剰」という部分も含めてだ。そして、そういう過剰ぶりはデモクラシーの本質的な問題点をあぶりだす、ということになる。
今回も、面白い小トピックがいろいろあったが、フォローや紹介し切れずすまん。
ただ、一つだけ紹介すると、1カ月ほど前かな読売新聞に
「テキサスでは、リバータリアニズム政党が候補を擁立、当選はおぼつかないが一定の集票によって、民主・共和の勝敗に影響を与える可能性が高い」
という一行情報があって、おおっとわくわくしてきました。
リバータリアンの政党。どんなものだろうかね。
英語でいろいろ検索すればいいのだが、さすがにそこまではしない。
ここでも何度もリバタリアンについては語っていまして、(表記が「ー」を入れるかで自分でも混乱しているから、検索は難しいかな?http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051201#p3とか)、そこでコメント欄によりご紹介頂いた

自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)
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を、今読んでいるところです。
ところでジョン・マケイン。今回、共和党が「負ければ」左も取り込める超党派的存在として大統領候補の機運がぐっと高まるとか。
この人が初期MMAを迫害する親玉であったことは周知の事実だが、
さて、今まがりなりにも競技性を整え、なによりビジネスとして、大衆のエンターテインメントとして定着した今の態度は?
「わたしは素手で殴りあう野蛮な形式ではなく、ルールを整えろといっただけだ。むしろ、今の隆盛は私の功績だ」
と、タテマエでも本音でも言えるかもしれない。
詳しい人、在米ウォッチャーは「ジョン・マケインと格闘技」について監視を続けてください。
【補足】おやおや、何故ジョン・マケインのキーワードが無かったのだろう?
そうかはてなダイアリーは、まだ7年前の予備選のころは無かったんだね。
私が今作ったけど、ひょっとして2年後は一番頻繁に登場するキーワードになっているかもしれませんよ(笑)