イランは核開発に関して、のらりくらりとしつつも最終的に野望を放棄するつもりは無いようで。石油の高値とあいまって、強気の姿勢を崩していないようですし、なかなか西側も打つ手が少なく手を焼いているようです。
さて、この一週間ほど前の毎日新聞だったと記憶しているが、面白い論考の記事が載っていました。
それは「これまで自らが躓いて、足踏みをしていただけで、歴史的に考えればもともとイラン(ペルシャ)が中東地域において覇権を握るのは当然だ。」というものでした。
なるほど、実を言うと昔、いい?ライバルかと思われたイラクは、そもそも人口自体が三分の一程度。
イスラームの波に飲み込まれる前に独自の宗教と政体を持っていた時期もあるし、ホメイニ革命が起きる前、湾岸の憲兵と呼ばれた親米国家だった時代を覚えている世代も多い。
実は、個人的・直感的印象ですが、戦前の大日本帝国体制に現在、一番似ているのはイランじゃないかというきがするのですね。
もう少し詳しくはあとで語りますが、ひとつだけ。
イランを読み解くツールとして、漫画(だよ一応)の
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が必読・必読・必読・必読です。
なにゆえ必読かも、あとで解説したい。これも以前からの宿題だった。
あれ?偶然にも今日の朝日新聞読書欄に、彼女の新作が紹介されているぞ。「刺繍」というらしい。
前回の本が商業的にも成功したのかな。
これだ。
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