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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

エゾシカの肉が売られているらしい。「新しい肉」は定着するか?

一週間ほど前の読売新聞だったと思うけど、北海道で増加しすぎて駆除のほうも拍車がかかっている「エゾシカ」の処分のため、肉を流通経路に乗せる試みをしているそうだ。

食べたいものだな。どこで売っているのかな。メモ代わりだ。


こんな論文もあるよ
http://www.yezodeer.com/management/sekikawa.html

エゾシカ肉の粗タンパク質は、約22%で乳用肥育牛肉の値とほぼ等しいが、粗脂肪は1%以下で牛肉(3%以上)よりも低い。すなわち、エゾシカ肉は、タンパク質の含有量に関しては牛肉と同等であるが、脂肪含量はかなり低い食肉である。


アミノ酸組成
 大腿四頭筋の筋原線維画分のアミノ酸組成は、性別や年齢あるいは駆除時期の違いにかかわず、個体間での差もほとんど認められない。さらに他の畜肉と比較しても類似した値であった。筋肉内のコラ−ゲン量をHyp量から推定すると、平均値1.6%で、牛大腿四頭筋の約3%よりも低い。筋肉内コラ−ゲン量は食肉の硬さに影響し、含量が多いほど硬いと考えられているので、この結果は、一般にエゾシカ肉が柔らかいと言われていることに一致する傾向である。

「ダチョウ肉」も、すぐに一般化して普通の食卓に並ぶと言われていたのにとんと見ないね。科学雑誌鳴り物入りで載るような新技術や新食品、新製品のネタで、結局ものにならずに消えていくものがいかに多いか。

こういうのを、仮に「ケンゴ」と呼ぼう。なぜ呼ぶ。