昨日予告したやつっす。
要は、タイトルどおりなんだけどゴン格を引用しましょう。
これは川尻の10月の…名前忘れた相手(笑)との試合からはじめた減量法らしい。
(10月の試合は)ビックリするほどよかったんです。筋力とかはまだまあだったけど、減量がすごく上手くいって。今までと全く違う減量方法を高谷裕之さんから聞いて、それが本当に良かったんですよ。
−−あの「牛肉食い減量」ですか。
<ここから要約>
・減量のときはトレーニング量もこれまで減らしてきたが、今回は通常メニューのUPやミット打ちなども全部こなせるし、息が上がらない。
・前は1週間で急に落とすタイプの減量だった。
・10月のときは徐々に落として、最後の3、4キロを水分で抜く形。以前は計量後5時間ぐらいしてようやく飯が食えたが、今回は計量後すぐ飯が食えた。
・計量の夜には79kgに戻っていた。
・北岡悟選手も直前4日間でガンと落とすらしいので、この方法を教えてあげた。
・高谷さんはすごい。あんな感じなのに(笑)理論家だ。
・ということで以前と減量に関したコンディション維持がくらべものにならないほどいい。10月よりもさらにいいので大晦日が楽しみだ
ちゅう話であります。
高谷は自分でも、おそらくDREAM決勝の直後のインタビューでこれについて語っていた。当時も紹介しようと思っていたからな。こうやって過去の記事と比較対照するのが、時系列を縦に貫けるブログの利点・・・と思ったらその当時の雑誌が見つからない。というか今、捜索を打ちきったところだ(笑)
しょうがないので記憶で書くと
・日本人の軽量級選手は筋力トレーニングをあまり重視していない
・「おれが所英男君に勝ったその勝因は、簡単にいうと牛肉食って筋トレしてたからですよ」
である。この台詞だけだと「わはは、いかにも肉食獣・高谷!!」という感じで納得しちゃいそうだけど、実は科学的に食事の質を変えて減量方法を試す、というのは川尻のいうように、高谷のイメージから遠く離れているという、二重に奥が深いネタなわけだ。
ただまあ、腕十字とか正拳一撃とか、あるいは釣り天井固めとか、そういう技は護身だ路上の現実だで一般の人にも役立ちそうじゃん(そうか)?
だが、この種の減量って結局、体重別の階級制という特殊な枠組み(これ以外の公平な仕組みがあるかというとあまり無いけど)の中で通用する話で、一般的なダイエットにも応用するべきじゃないし。そういう点では階級制ってなんだろうな・・・と思わないでもないです。まあ階級的矛盾の拡大によってプロレタリア革命は実現する(意味不明)
ATTにいた、謎の減量魔術師ベンケイも、また格闘技界に本格復帰するらしいよ。