別に「ロシア軍最強兵士」のことを書いたから粛正話を続けるわけではないが(笑)。
作家萩原遼さん、共産党から除籍
元「赤旗」平壌特派員でノンフィクション作家の萩原遼さん(68)が日本共産党から「北朝鮮問題で党と異なる見解を表明した」として、17日付で除籍されたことが22日、分かった。萩原さんによると、5月に東京都内で開かれた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)結成50周年記念パーティーの会場近くで、朝鮮総連を批判するビラを配ったことなどが問題にされたという。
萩原さんは99年「北朝鮮に消えた友と私の物語」で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。(共同)
[2005/6/23/02:00]
日本人民の革命の前衛たる、日本共産党の見解は以下の通り。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-23/18_01_0.html
・・・かつてレーニン閣下は、「資本家どもは、自分の首を絞めるロープまで我々に売ってくれる」と嘲笑していたものだが、どうしてどうして貴方の後輩たちも、自爆・自殺点はお手の物ではないか(笑)。彼の除籍に関する決済書類は、自らの死刑執行書へのサインであったことになぜ気づけないかねえ。
萩原遼氏は、はっきり言えば共産党がカネとタイコで探して祭り上げるべき、党内の宝だったではないか。氏は、北朝鮮体制への怒りを肌身と経験で感じたがゆえに、金正日の一派を批判しているだけで、その他の見解は基本的に共産党的である。(保守系の雑誌では、寄稿文に違和感が漂うことも多い)
これを許容できないのは、まあご勝手にだ。
そんなに自殺したがっている政党を、引き止める義理もあるまい。
しかし、せっかくだから挽歌をささげよう。注目点は太字にしてやったぞ。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~sp_mito/international.html
起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
さめよ 我が同胞(はらから) 暁は来ぬ
暴虐の鎖断つ日 旗は血に燃えて
海をへだてつわれら 腕(かいな)むすびゆく
いざ たたかわんいざ ふるいたて いざ
ああインターナショナル われらがもの
この、「われら」の中に果たしてだれが入るか。
代々木レッズのマンダリンたちよ、この歌の前に恥じよ。
おれ、萩原氏の本からいくつかこのブログで引用してたのに、キーワードを作るのを忘れていたな。今日付けで作られていた。少し先を越されてしまったが「萩原遼」に自分なりの知識を追加した。