INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

K-1札幌

結局のところが、非常に危機だと思うのは、K-1に「幹」があってその「枝葉」として曙太郎ボビー・オロゴンがいるのならいいのだけれど、逆に彼らを「幹」として視聴率を維持しなければいけないというところにあるんじゃないだろうか。
今回の視聴率がどうなるかは分からないのだが、暴れ馬を制御するように、もう一度、背中に乗りながらじわじわと軌道を修正していくほかない。

セーム・シュルトがHERO'S参戦

ニュースソースはhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060730#p9経由でどうぞ。
ところでK-1アムステルダム大会後のマネージャーの言葉。

・・・「もしシュルトがIt’s Show Timeで試合をしないのなら、GGのメンバーを全員使わない」とね。こりゃ、脅しだよ。俺は驚いたぜ。ショックだった。
俺はGGのマネージャーだから、みんなの将来のことも考えなくちゃならない。この後のK-1韓国大会のことも考えなくちゃならない。
シュルトは今回のショウタイムで本当は試合をしたくなかっただぜ。ラスベガスで試合を終えたばかりだからな。
K-1韓国大会での試合も、この後すぐにじゃないか。K-1サイドだって6月が控えているからシュルトにケガをさせたくないと思ってただろう。
シュルトのコーチのデイブ・ユンカースも随分と怒っていた。2週間ごとに世界中で試合をする選手なんているか? アメリカ、オランダ、アジアと飛び回ってよ。

けれどシュルトは決断したんだ。こんなことでGGの仲間がつぶされてたまるか。試合に出ないとGGの仲間が試合させてもらえないなんてまっぴらだ。ならば僕は試合に出るよ、とね。 ・・・


シュルトの試合を見られることは喜びではあるが、この連戦にはだれもが心配せざるを得ないだろう。
ただ、もう5年ほど前になるけど(それじゃだめじゃん)PRIDEに登場し始めたころ、「僕は試合間隔が短いほうがいいんだ。1か月に1度は試合をしたいね」と言っていた。試合で調子を整えるミルコ・クロコップヒース・ヒーリングに近い(近かった)のだろう。それを信じるしかない。
またキム・ミンスも総合では散々であるが、ただ最近、メダリストレベルの柔道家はアジャストするまではどうしようもないけど、ある時、融合のコツをつかむと「化ける」ということがあるようなのだ。
そこには注意しないといかんだろうね。

「摂理」と統一協会

いま報道されていることを知る限りでは、聞けば聞くほど統一協会統一教会)にそっくりだ。
うちの大学にもご多分に漏れず原理研究会がいやがって・・・という話は以前した通り。
さて、この類似性はなにゆえにあるんだろうか。
1、豊田商事で働いていた連中が、その後数多くの詐欺商法を始めたように、人的なつながりがある。
2、キリスト教朝鮮半島の土着宗教の融合の一典型として、教祖と信者が性的関係を結ぶ「血分け」信仰がある(しかし、もしこれが土着宗教のレベルにとどまっているのなら「文化相対主義」の立場からいかにすべきか。まあ今はそれを考える必要も無い)。
3、洗脳・マインドコントロールの技術というのは、もはや一般化・共有化されている。


ところで、いま土着信仰を調べるために検索したら「統一協会批判」と、いわゆる「嫌韓」が相当にかぶっているぞ。
たとえば朝鮮総連批判や金正日体制批判に対して「批判を隠れ蓑にして、その実差別的な韓国・朝鮮嫌いなだけだろう」みたいな反批判があるが、それがアリなら統一協会批判にも相当、その形の反批判ができてしまいかねない。

[新聞]アディダスとプーマの創立者が兄弟だったとは。

たぶんかなり有名な話なのだろうが。どっちでもいいから格闘技スポンサーになってくれないかな。
あ、ほとんどの選手が裸足か。
産経新聞はたった3日程度で、過去の書評記事が読めなくなってしまう。昔は一番古くまでの記事を検索できたような気がするが。
http://www.sankei.co.jp/news/060730/boo019.htm

【書評】『アディダスVsプーマ』バーバラ・スミット著


骨肉の争いが生んだブランド
 まるで旧約聖書にあるカインとアベルを彷彿(ほうふつ)とさせる兄弟の相克である。だがその骨肉の争いがアディダスとプーマという世界的なスポーツブランドを生むことになるのだから世の中は皮肉なものだ。

 第二次世界大戦前、バイエルン北部の小さな町ヘルツォーゲンアウラッハで織物業を営んでいたダスラー家に誕生した兄弟ルドルフとアドルフ。無口で職人気質(かたぎ)の兄ルドルフと外交的な弟アドルフは共同経営者としては絶妙のコンビに思えた。しかし、2人は対立し、激しい口論の末に決別。1本の川を挟んだ対岸にそれぞれがスポーツ靴のブランドを立ち上げた。アドルフがアディダス、ルドルフがプーマだ。兄弟間の確執はワールドカップやオリンピックなど華やかな国際スポーツ大会の舞台裏での熾烈(しれつ)な競争に発展する。

 本書は5年にも及ぶ綿密な取材と膨大な資料を元に、2つのブランドがいかにして有名選手を取り込みながら成長してきたかを振り返るだけでなく、ナイキなど米国系ブランドの参入でさらに熾烈さを極めているスポーツビジネス界の巨大利権のからくりを詳(つまび)らかにする。ベッケンバウアーやペレ、マラドーナベッカム中村俊輔モハメド・アリボリス・ベッカーマイケル・ジョーダンら世界一流選手に関する驚愕(きょうがく)の事実の数々はジャーナリストとしての著者の執念さえ感じさせる。

 例えば、露骨な金銭のやりとり。昔は選手のトイレに茶封筒が置かれていたり、シューズにお札が突っ込まれていたりした。それが今や契約金は何十億円、イベントスポンサー契約ともなれば何百億円という大金が動く。国際スポーツ大会は企業ビジネスの巨大な台風の眼となり、選手も観客もその渦に巻き込まれている格好だ。アディダスの社長だったレネ・イェギはいみじくも言っている。「人間は三つに分類される。すなわち、事を起こす人、事が起きるのを見ている人、何が起きているのかわかっていない人である」(宮本俊夫訳/ランダムハウス講談社・1890円)

 キャスター・明治大学教授 蟹瀬誠一

                  ◇

【プロフィル】バーバラ・スミット

 Barbara Smit フランス在住の国際ジャーナリスト。1968年、オランダ生まれ。ロンドン市立大卒。

(07/30 05:00)

ソニーなど日本勢がI-pod追撃体制に?

なんかテレビ東京の朝の番組で。
まだ、売り上げ1-5位の全機種がipodを占めている中に、ソニーの機種が一種入りますよ、というレベルのようなのだが。
なんでも、その理由はソニーが例によって独自企画ATRACしか聴けませんよ、という姿勢だったのを方向転換し、マックの形式AACを決めるようにしたんだという。最初からそうしろよ。

そういえばデジタル放送のコピーワンス制限が緩む可能性もあるとか(日経新聞7月30日1面)。これも言いたいことがある、