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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日abemaTVで「格闘代理戦争」準決勝(生中継だよね?)

#7:若者の全てを賭けて殴り合え!運命の準決勝 格闘代理戦争

ABEMA SPECIAL 2チャンネル

4月19日(金) 19:00 〜 22:00

詳細情報
“伝説の格闘ドキュメンタリー番組”が4年ぶりに復活!いきなり大事件勃発…!?更に新たに参戦表明する監督とは…!?

ABEMAビデオで視聴可能!

https://abema.tv/video/title/90-1935

格闘界の次世代スターを見つけ出せ!
伝説の格闘ドキュメンタリ番組「格闘代理戦争」が3年ぶりに復活!!
今回は「総合格闘技」が代理戦争のステージ、
そして「監督」には番組史上最強の“MMAオールスター”が集結!

これまで数々の伝説を作り上げ、新たなスターを生み出してきた格闘代理戦争…
日本格闘界が盛り上がりを見せるこの時期に復活し、今回はどんな熱いドラマが繰り広げられるのか!?
キャスト
【見届け人】
堀口恭司
【監督】
青木真也秋山成勲イゴール・タナベ、岡見勇信クレベル・コイケ中村倫也、田嶋椋、鶴屋怜、平本蓮
【挑戦者】
ギレルメ・ナカガワ、トミー矢野、中谷優我、中村京一郎、松岡拓、ミスターホンデ、向坂準之助、諸石一砂
【総合演出】
マッコイ斉藤

https://abema.tv/channels/special-plus/slots/DTD1FquC1REKhZ

関連記事もけっこうあった

efight.jp

mmaplanet.jp



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ぶっちゃけ2~6回、見逃してるのもある。あとで見ておくか


格闘代理戦争

井上尚弥、もうひとつの戦い。その拳だけで「東京ドーム」を満員にできるか?

…というのが、ちょっと注目されております


実は数日前、実際に行きたいと思ってた人間がみたらこんな感じだったそうな。

井上尚弥東京ドーム

ところが、これはこれとして他の情報

ビート5月号きょう15日発売! 5.6井上尚弥vs.ネリ 東京ドーム4大世界戦を総力展望 
2024年4月15日 7時05分

 ボクシング・ビート最新5月号は15日、全国の書店にて発売となります。カバーは井上尚弥。井上×ネリ、マロニー×武居由樹、井上拓真×石田匠、ユーリ阿久井政悟×桑原拓――5.6東京ドーム戦展望号です。



なるほど、東京ドームが満員になれば、北朝鮮興行の赤字を埋めることもできる訳だ(ちがう)。あの時は銀行に借金をそのまま全部返済しようとしたら「いま全部返されるのも困るから、少し借り続けてください」と銀行から言われたとか

総合格闘技漫画「レッドブルー」、女性読者が3割を占めるんだって。オドロキオドラデク

まず今公開中の回にリンク。主人公,鈴木青葉は一本負けの敗北をまだ引きずっているが、それを無言で励ます気があるのかないのか、青葉のジムを主宰する時和が、出場大会の記者会見に臨む。
しかしその場で、青葉の参考になるのかならぬか、乱暴だが一本気な敵をチクチクと挑発し、苛立たせてペースを崩す神経戦を仕掛ける…

www.sunday-webry.com

レッドブルー 時和の神経戦

で、それはそれとしてだ。


少年サンデー65周年を取り上げた共同通信記事があったんだが、まさか!!!の!!!!

格闘技漫画レッドブルー、女性読者が3割占める 共同通信


そんなことってある?
ヴォンフルチョークとかバギーチョークで引っ張る、総合格闘技を描く漫画が!!!女性比率3割!!!

絵柄だって、上手いのだけど、いわゆる少女漫画やアニメの系譜を持った、一番流行してる画風、ではない。


しかし、だとしたらその3割の女性ファンの慧眼には驚く限りだ。自分、何度も書くがこうやって今紹介してんのは掌返しで、こんな二重三重にもひねった性格の主人公では、総合格闘技が元々好きな俺とかが興味深く読んでも、人気は出ないだろうなあ……とずっと思っておった。

それを支え!
けっこう地味な扱いの時も!!
読み続けて、今では安定した感じの人気を誇る作品になった!!
なかなかできることじゃない、その女性ファンの皆様は(3割)。



逆に言うと、そんなふうに格闘技漫画でもちゃんと女性ファンはつくのに、アスミカケルはなぜに上手く行かなかった、のだろうか(求められる「ノルマ」「基準」が桁違いなんかもしれんけど)



ともあれ、本当に、最初は傍観してたわしらと違って、支えてくれた、総計の多数派を占める3割の女性ファンに感謝。

そして「無敗のふたり」にも力をお貸しください、と平身低頭しておく。
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曙逝去で…力士の評価時「同部屋力士は不対戦」という”変数”を考慮する必要がある

曙太郎、逝去。
朝日新聞の名物相撲記者、抜井氏が語る


同じ部屋の力士が対決することはない、というのも理屈は分かる(本気でやれないだろう、と)のだが、確かにそれゆえに…A部屋が横綱ふたり、大関3人みたいな隆盛を迎えると、リーグ戦である大相撲において、そこに一匹狼で上がっていったB部屋の力士(1人)には、自然と『包囲網』が敷かれてしまうわけだ。

相撲の慣習を残した日本プロレス時代のワールドリーグ戦も日本人同士は対戦せずカール・ゴッチに「フム…奇妙なルールだが…」といわれたし、ふく面ワールドリーグ戦ではタイガーマスクつぶしだけを狙って、他のレスラー同士の対戦は手を抜いてひきわけになったのだった…


一つの部屋が切磋琢磨し、上位力士を多数出すのはまったく努力の成果で非難されないのだけど、必然的にそうなる。”モンゴル互助会”なんてのもあるし…

しかし、同部屋対戦なし、はかなり本質的な相撲の構造であり、解決は難しいだろう。
ここは抜井記者のように、その包囲網の中で戦っていた、他の部屋の横綱大関を「あの包囲網の中で、横綱大関になったのがすごい!優勝したのが凄い!」と、評価のほうにその変数を加味する、というのが現実的であろう。


その対象になるのはツイートに挙がっている曙、魁皇のほか、たとえば千代の富士北勝海の時代に勝ち上がった大乃国、などもそうだろう。

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なお、いまの北勝海大乃国の関係(週刊ポストより)

北勝海大乃国、確執は親方になっても

これを、一定の方式で計算できるような「数学的」なアプローチとかもできないかな?






【最終回情報】「もういっぽん!」「くりことびより」が完結へ

「もういっぽん!




「くりことびより」

くりことびより完結へ


これも「クジマ歌えば家ほろろ」と同様に、2023年の漫画10傑に選んで、だけど「本格的な記事はあとで」と書いて放置してた作品だ。
逆に言うとこの2作品が終わっちゃうのか…3巻ぐらいでの完結となって、もう少し長くやってほしかった気もするがしかたない。
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ついに節目の「UFC300」。ホイス・グレイシー優勝の第1回は、1993年開催だったな……

4月14日 6:30 配信開始 UFC 300:ペレイラ vs. ヒル

見放題
見逃しあり|追いかけ再生
300回記念大会!メインイベントはペレイラヒルのライトヘビー級タイトルマッチ!




ライブ開催日時
4月14日(日)
6:30 配信開始 / 7:00 開演予定
見逃し配信期間
見逃し配信準備完了次第〜5月14日 23:59
ご確認ください
ご利用の端末やネットワーク環境によっては、ライブ配信及び見逃し配信の視聴ができない場合があります。テスト動画が問題なく再生できるかを事前にご確認ください。
テスト動画再生
見どころ



ナンバーシリーズ300記念大会となる本大会では、現役UFCファイターによる特別解説版を実施!
ぜひ選手の声とともに記念大会をお楽しみください!

当日の大会情報及び対戦カードはオフィシャルサイトをご確認ください
https://jp.ufc.com/data/event/1192

※プレリムを含め全試合生配信予定
※対戦カードは直前まで変更する場合があります。

CH1:日本語解説版(U-NEXTオリジナル日本語版)
CH2:英語版
CH3:特別解説版

https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000004902


ときに、こんなツイートが一部で話題になった

RIZIN 45 のポスター (下記) に似た#UFC300ポスターがすごくかっこいいと思ったので、作ってみました。完璧ではありませんが、特にこのような特別なカードなので、共有するのはクールだと思いました。
結局のところ、UFC 300 はファイターとそのストーリーがすべてなのです!

UFC300 のRIZIN風ポスター

当ブログも含めて、UFC1はともかく(インターネットすら一般化してないよ!)

UFC100や
UFC200を報じられた長寿格闘技ブログは…

格闘技徒然草
yunta.hatenablog.com

MMA IRONMAN
sadironman.seesaa.net

MMA THE ORANGE
blog.livedoor.jp


うちも末席を汚してるっちゃそうなんだが、今はいよいよ格闘技記事の比率が減ってて、看板に偽りアリ。
彼らは、うちと違って純度の高いピュア格闘技ブログであります。

UFCのナンバーシリーズが300、ということで、少し懐古趣味に走ってみました。

遠藤浩輝が格闘技漫画「無敗のふたり」で帰還。ネット連載か/「同じ場所から練習を眺める」について

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無敗のふたり 遠藤浩輝

格闘技をこよなく愛する青年・三島ユタカ。目はいいけれど体が弱いユタカは、ジムに出没する天才セコンド・外山晃一郎に、自分のセコンドになって欲しいと頼む。外山は、組んだ人間を誰でも勝たせてしまう天才トレーナーであり、金に五月蠅く、そしてアル中であった。「無敗」の戦績で国内最強になる事こそ、MMA(総合格闘技)の頂点への最速ルート……異色の超王道格闘漫画、ここに開幕!

「異色の超王道」という言葉は一種の反語だけど「バクマン。」で似た言葉が使われたね、「邪道の王道」。
それはともかく、格闘技漫画があらたにスタート。


ブクマが3桁超えたのを見て、はてな界隈が格闘技に興味あるんだか無いんだか、またわかんなくなってきた。
[B! マンガ] 無敗のふたり - 遠藤浩輝 / 第1話 | 月マガ基地



ただ、最前線のジャンプで、兜首が討ち取られたばかりで……いや、それの復讐戦だ!!と思いたい。敗退したが集英社戦線、レッドブルーで小学館戦線、そして講談社でも戦線が開かれた!!秋田書店は、まあ完全に制圧して占領してるとみなしたい(笑)。 ばきらへん。


遠藤浩輝氏は、二つのSF作品をオールラウンダー廻以降連載していたな。片方の「元素を操る超能力者のバトル」って斬新だなーと思ったのだけど、これは自分に素養がなかっただけでけっこう他作品にも登場してた設定らしいね
愚者の星は、ほかの惑星を舞台にした作品だった。
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過去の「オールラウンダー廻」関連記事は多すぎて紹介できない。
この最終回直前の総括回に、主要記事へのリンクは貼ってある。
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しかし、今回「月刊マガジン」にて連載が始まったのかと思ったら、完全ネット連載で……このへんはどんな経緯だったのかはちょっと気になります。いまやそうやって、ネット連載に主流が動いていくんだ、とポジティブに見なすこともできるし、やはりいまだに「鳴り物入り」の連載は紙雑誌に載るが、社内的な判断で格闘技漫画は「鳴り物入り」にならなかったのかもしれない。




やっと作品に話が行くが、スポーツ漫画で「指揮官」「参謀」的な人を中心に置いた作劇も最近は多い。GIAINTKILLINGもいまやスポーツ漫画を代表する大河長期連載だし(ただし物語内の進行の遅さはおどろくほどだが(笑))。
格闘技漫画を、トレーナーの視点から描くとなると、かなり専門的な説得力ある蘊蓄が必要となるが、作者の実績的にはこの心配はいらないでしょう。
そして第一話の段階では、少し皮肉でピカレスクで、冷たい感じもする「勝利請負人」な感じのトレーナー。これがやや思慮は足りなそうだが、陽性のキャラクターを持つ若者と絡むことでどう別の面が描かれるか、或いは双方が変わっていくのか……という感じだろうか。



で、印象的だった、トレーナーが主人公の怪我を見破るシーンで、こんな話があった。

無敗のふたり 同じ場所から見る

これが最近紹介した、落合博満を描いた「嫌われた監督」にも登場してたんです。

「ここから毎日バッターを見ててみな。同じ場所から、同じ人間を見るんだ。それを毎日続けてはじめて、昨日と今日、そのバッターがどう違うのか、わかるはずだ、そうしたら、俺に話なんか訊かなくても記事がかけるじゃねえか」

「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 第二章 森野将彦 奪うか、奪われるか」より

同じように、コンバートの話があった。

慣れない守備位置に変わることで
鉄壁と思われていた二遊間守備(特に遊撃手)の送球エラーが激増したそうです。
でもチームはその年に優勝してしまいます。
周囲の人たちは、
「鉄壁の守備位置をなぜわざわざ変えるんだ!それによってエラーが激増してるじゃないか!」
と非難轟々。
守備位置をコンバートされた本人たちすらもなぜ替えられたのかわからない。
しかし、周囲からは鉄壁と思われていても、
徐々にその守備範囲が狭くなっていっていることに、
定点観測をしていた落合監督だけが気が付いたそうです。

守備位置を入れ替えることで守備範囲が広がり、
増えるエラー以上に、これまでヒットになっていた打球をアウトにできるようになっていた、
ということに後から気が付かされたとのことでした。
miraisouzou.jp


記録上のエラーは全く出ない。だが慣れと惰性により、ボールを足で追うより「目で追う」ようになり、これまでなら追いついていた球をあきらめるようになった。
コンバートで失策の記録数は格段に増えた(記録に残るほど)が、その一方で、以前ならヒットだった球に食らいついて止めた守備がいくつもある……



ということを、同じ場所でずっと見ている落合は気づいた、という話。



これらは純粋に格闘技でもどこでも同じだ、ということもあるだろう。


その一方で…ひょっとして、トレーナーや指導者の名人談というのは、物語の中で別ジャンルから応用しても「らしく」なる、ということかもしれない。それもまた取材や知識の成果である。
そのへんもまた、連載中においおい明らかになっていくだろう。



ついでに、この機に遠藤氏も、Xへの投稿を復活させればいいのにな。