世界陸上の開催経費150億円の見込み 東京都は60億円負担
01月19日 08時22分
ことし、東京で開催される陸上の世界選手権について、大会の運営団体は開催経費を150億円と見込み、このうち、60億円を都が負担する見通しとなりました。
陸上の世界選手権は、ことし9月13日から21日までの9日間、東京・新宿の国立競技場でおよそ200の国と地域から2000人の選手が参加して行われます。
大会の運営団体は開催にかかる経費として150億円を見込んでいて、このうち80億円については都や国に財政支援を要望する計画となっていました。
この分担の割合について、検討が進められた結果、都が60億円、国が20億円を負担する見通しとなりました。
このほか、日本陸上競技連盟が10億円を負担するほか、チケット収入で30億円、協賛金と寄付金で30億円を充てるとしています。
寄付はことし9月末までに法人と個人から受け付け、必要な資金を集めていきたいとしています。
また、ことし、都内を中心に開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」について、都などによりますと、開催経費は130億円で、このうち都が100億円を、国が20億円を負担する見込みで、協賛金や寄付などで10億円を充てる計画だということです。
それが
果たして、日本で行う意義があるのだろうか?……といえば、すべての公費負担イベントは疑問符をつけることができる。
やる意義がある!といえば、すべてに意義も見いだせる。
しかし、この60億円があれば、東京都でどれだけ貧しい生活を送る人に寄りそうことができるだろう…と言えば、何にでも言える。
ただ世界陸上はまだチケットも売れてて、ましなほうであって、では愛知県・名古屋市が2026年に開催するアジア大会ーーーー。
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