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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

RIZINのマットは「滑る(滑り過ぎる)」という指摘がある。堀口のUFC復帰戦で再度注目浴びる





これは、まだ総合格闘技のレギュレーションが統一されているわけではないから、RIZINのマットの基準がおかしく、UFCが正しいわけでもない。
逆の立場からいえば平良達郎が喋っていたらしい「UFCのマットはざらざらして痛い、すりむいてしまう」という基準もあり得るし、もっと寝技師なら「マットがあれぐらいの摩擦で、相手がバランスを取れないと寝技になる(なりやすい)のこそ本道だ」というふうに感じるかもしれない。


だが、それでも

・まず客観的に、UFCRIZINのマットの滑りやすさには差があるのか?を確認したい。両団体の試合を経験している人もたくさんいるだろうし。


・もし滑りやすさでRIZINUFCなら、あの光速のすばやさ、そして長距離のステップを駆使する堀口恭司には「不利に働いた」ことは間違いないだろう。


・どの格闘技団体にも共通する統一基準は無いとはいえ、規模、歴史、権威などで圧倒的なのがUFCであることも間違いない。実質、他団体は「フィーダー(はしご)ショー」であることも事実なのだから、リングもまた個性、とかはともかく、マットの滑りやすさなどをUFCに寄せるのも、それはそれでありなのではないか。


・もちろん「そういう部分で差をつける、個性をつける」のもありだろう。


・ただ、さらにフラットに考えると「夢の試合がありました。その試合を決めたのは、攻撃してる側が滑って倒れたところから展開された寝技の攻防でした」……だとしたらもやもや感が残るよね、というのもまた事実かもと思います。


こんなことを考えました。

堀口恭司


そして「堀口が言うなら、そうなんだろう」となるのも、また当然ではないかと思うのです。