
文芸春秋の5月号より。
成田悠輔氏との対談。成田氏が連載的な対談コーナー持ってるんだっけな?
時に、自分の成田氏への印象は「斎藤幸平とどっちがどっちかわかんなくなる」である。ちなみに斎藤幸平氏への印象も「成田氏と…」であり、それ以上のことは別にない。
30秒ぐらい慎重に考えたら、正しく分類できると思う。ちょっと時々ごっちゃになるねん
てか、本人たちもそれをネタにしてんのか。
ニューヘイブンでブラザーにご馳走になりました🙇 pic.twitter.com/fLVlYiev5c
— 斎藤幸平 (@koheisaito0131) April 12, 2025

余談が、すぎた。(司馬遼太郎風)
で、なんか例の斎藤…いや成田の「集団自決」云々があって、それを上野氏が批判するというか文句を言うかというのが対談の主題。同じような放言・失言が山ほどある上野千鶴子氏が他人の失言放言を咎めるのもなぁ、と思いつつ、あれが斎…成田氏の失言だというのも別に間違いじゃないのでそれはそれでいいかと思った。関係ないけど最後に、上野氏が介護保険制度を絶賛する発言もある。ここ30年か40年で介護保険はもっともすぐれた政府の政策であり、世界でトップなのだ、とかなんとか。ただその話も置いといて…冒頭の画像にある発言。
成田氏批判の中で、上野千鶴子氏が言った。
「でも、人間はやっぱり再生産されなければなりません。」
うーん、やっぱりそうなんですかー。…とみもふたもなく言うその発言に、なんとも唸らされた。
人間を「再生産」されなければ「ならない」というのは…MUSTか、SHOULDかはさておき、・・・・・だからこそ政治は、税金で少子化対策を行っているのだ、ということなのだろうけど、しかしまー、やっぱりみもふたもない。
子どもがない(意図して作らない)家庭…「再生産」という言葉を額面で受けるなら「2人以上」でなければならないかもしれないな。
また、「再生産」という話でいうと、同性婚の家庭も、必然的に論の視野に入っていく。
だからタイトルのように「ん?杉田水脈?森喜朗?」という連想をしたのだった。
にせよ、この発言を「上野千鶴子」氏がした、という、そんな記録を残しておく。
今月号の文芸春秋はどこの書店にも、図書館にもまだ置いてあるだろう。