INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

(予想)高市早苗氏は「日本のバーニー・サンダース」になってくれるかもしれない

 自民党総裁選(27日投開票)について、朝日新聞は党所属国会議員(367人)の支持動向を調査した。小泉進次郎環境相(43)=無派閥=がトップに立つものの、過去最多9人の立候補により議員票は分散している。地方票を合わせた1回目の投票で過半数を得そうな候補はなく、上位2人の決選投票がほぼ確実な情勢だ。

 17日までに衆参議長らを除く367人の意向を確認した。陣営取材も加味し、289人の支持動向が明らかになった

https://www.asahi.com/articles/ASS9K2T3CS9KDIFI00NM.html

まず、この話を書く前に、そもそも高市早苗氏が「上位三名」に入るとは思わなかったんだよね。推薦人集めに苦労して出馬表明が長引いているのを見た時、「安倍晋三の虎の威がなくなればこんなもんか、あわれあわれ。女性期待票も上川陽子にとられるだろうし、悲惨な末路しか見えませんなぁ」とか思うてました。

世論調査とかで二位、三位とかに入ってるのを見たら驚愕したのだが……彼女への期待がブーランジェ将軍ばりに(比喩に悪意あり)膨らむのを見て、予想がはずれたことを認めざるを得ない。


その上で性懲りもなく、現時点での予想が表題の通り。

高市早苗は、日本のバーニー・サンダースになってくれるかもしれない。非常に似ている。


どこが似ているのか。

・党内での代表争いで、予想を覆す大健闘をする
 
・その力の源泉は、党内のやや原理主義派、過激派、強硬派…などの比較的”草の根”で”アウトサイダー”な勢力を糾合できたところにある
 
・しかし、そういう人たちが自然と、激しい選挙戦の中で「党内主流派」と軋轢を増し、嫌悪感までに発展し…
 
・惜しくも敗れた後、その人が糾合した「やや過激派」な勢力はしこりを引きずって、本番の他政党との選挙の時に”サボタージュ”状態となって、むしろ足を引っ張る。オルタナの、さらに過激な少数党に投票したり…


ぶっちゃけ、2016年アメリカ大統領選でドナルド・トランプヒラリー・クリントンを破った理由の上位ベスト5に「予備選でのサンダース支持層の、本番でのヒラリーからの離反」が入るやろ?


で、2024年9月現在、
たとえば「高市潰し」がしょっちゅうXのトレンドに上がってる

https://x.com/search?q=%E9%AB%98%E5%B8%82%E6%BD%B0%E3%81%97&src=typed_query


これを受けた感想ツイートとかで。

自民党総裁選挙で高市経済安全保障担当大臣が国政レポートを党員らに郵送し党内から「不公平が生じる」という指摘が出ていることを受けて、党執行部は選挙管理委員会に改めて対応を検討するよう指示しました。
(略)
17日、幹事長の職務権限を持つ岸田総理大臣と森山総務会長、渡海政務調査会長ら党執行部のメンバーが協議しました。

そして、執行部として選挙管理委員会の委員長を務める逢沢元国会対策委員長に改めて対応を検討するよう指示しました。

一方、高市氏はこれまでに「国政報告は毎年出しており、先月中にはすべて配送も終わっている。配送先もすべて党員というわけではなく内容も総裁選挙にはひと言も触れていない。選挙管理委員会のルールに抵触は絶対しない」と反論しています。
www3.nhk.or.jp





この反応をみたら、「高市早苗が日本のバーニー・サンダースになるかもしれない」という予想、なかなかにリアリティがあると思うのですがいかがでしょうか。

いや、字面的に違和感があることは認めるけど(笑)