レッドブルーは師匠・時和金成の過去が…
縛られたくなくて不良をやってたのに、何かチームでてっぺん目指すとかになって、もういちど個人で暴れられるMMAに入った、という流れがおもしろい。
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そして試合は、直線的なパワーをもつコーカサスの民に、どう日本人が対抗する?うまくかわして、流して、だまして……という話になっていく。
「無敗のふたり」は不良vsエリートの図式(の、フェイク性)が描かれる
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この作中で主人公が、この図式に「はぁ?」と言ってるのは、自分の父親は確かに強化柔道選手かもしれないが、格闘技のエリート教育どころかDVを受けていたよ!という、いかにも遠藤浩輝作品らしい属性(笑)からのクレームだが、それとは別に…ブクマもつけたけど、昔パンクラスで、GRABAKA軍に佐藤光芳って選手がいて…元レスリング選手なんだけど、やっぱりこのスポーツエリートvs雑草(不良)という図式に異議を唱えていたんだけど、その内容は
「ウチの部で、1年生から競技を続けるのこそが本当の雑草、下積みですよ!お前らに、あれができるのか!ってことです」
なるほど、正論だが、どんな部の内情なんだろうかと恐ろしくなることを言ってました。そんな話を思い出した次第です。
また、日本格闘技は、少なくとも見た目はどこからどうみても不良の頂点ですありがとうございました、の山本KID徳郁(本当の元不良で対抗できるのは高谷裕之?だがタトゥーは意外にも無い…)が、五輪も視野に入るレスリング二世エリートなわけで、まぁなかなか分けられません。
だれもが認める不良中の不良、警察ですらビビッて手が出せない悪の大物で、その上で格闘技界でものしあがったと太鼓判を押せるのは、駿河の狂鬼・佐野哲也ぐらいでしょうか。(風評加害)