ゴン格では
金原正徳と水垣偉弥に、RIZIN 対ベラトール対抗戦を予想させる、という企画をやってる。引退の水垣はともかく、金原はお大みそかにオファーすべき選手だろうに……まあそれは主催者の責任。
それはともかく、この二人が予想の流れで「堀口恭司」を語った時、口をそろえて膝の負傷を語っていた。
うー-ん、だよなぁ。どうやっても時間は元に戻ることは無いから、けがが無かったら…と言ってもしょうがない。ただ医学がどれだけ進んでも、やはりヒザの前十字靭帯?だったっけ?あそこはやはりアスリートがパフォーマンスを完全復活するには厳しい箇所のようだ。
ただ、逆にいえば、そのステップと踏み込みのスピードを失った堀口…カラテ出身のMMAファイターが、その後普通に立レスリングで相手を倒して上になり、強烈なパウンドや肩固めやフロントチョークを駆使して世界のトップレベルにいる、というそのこと自体を奇跡的な光景として我々はリスペクトできるのではないだろうか。
剛速球選手が剛速球を失っても、カーブやフォークがものすごいなら剛速球を惜しみつつ、その技を楽しめるはずだ。
水垣も金原も、その結果の予想として「組んでレスリングの勝負をしても相手の扇久保博正を、堀口恭司が上回るだろう」と予測している。