キン肉マンの超人「ブロッケンマン」の考案者が、この人！いろいろお尋ねした

あーっと！

今更ですが、ブロッケンマン考案#あれ実は私なんです pic.twitter.com/RB7ROYEewJ
— Dr.ヒラドシ (@Dr_Hiradoshi) April 13, 2022

これを知ることができたのはですね、数年前に呼びかけたことが、実った成果なんです。

2017年
m-dojo.hatenadiary.com

2020年
m-dojo.hatenadiary.com

こんな感じで「キン肉マン超人を俺が、あるいは知ってるあの人が考案した！！という情報があったら教えてください」と呼びかけてたわけですけど、2024年３月7日、下の記事のコメント欄で御自ら名乗り出てくださったわけです

Dr.ヒラドシ

https://twitter.com/Dr_Hiradoshi/
なんかたどり着いたんで…
ブロッケンマン考案しました！

gryphon
なんと！超人考案者のなかでも初期も初期、始祖に近いではないですか。少なくとも2022年にはX投稿もされていたのですね、なかなか求めても気づかないものだ。
あとでいろいろお伺いしたいこともあるので、xでリプなどさせていただければと思います
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2020/09/05/105645

なんでも、呼びかけてみるものです。
でも、しかしさあ、2年前の投稿で、7200もすでにRTされているのに、これだけ「キン肉マン超人考案者をさがしてる」としてきた自分のところにツイート情報がこないようじゃ、イーロン・マスクがいかに怠慢かってことだよね。
ちゃんとアルゴリズムを改良して、真っ先に俺の報に通知がいくほうにしておけ、X。

以下は、聞いてみたいこと…もちろん、先方に応答の義務があるでなし、返答をいただけるかはわからない。
言いっぱなしでも、それはそれで仕方ない。

回答いただけるかはわからないが「キン肉マン超人考案者」に聞いてみたいこと。

…とダメ元でお尋ねしたら、たいへん丁寧なご回答をいただきました！もちろん皆さんにシェアします

【ブロッケンマン考案者に聞く】

Ｑ．当時、投稿しようと思ったほど「キン肉マン」が好きになった理由は？
Ａ．当時、毎週ジャンプ読んでまして、時々イラスト描いて投稿したり懸賞に応募したりしてましたんで、その流れで（笑）。ちなみに懸賞ではラジコンが当選したこともあります。しかも２回。

Ｑ．あなたの超人（今回はブロッケンマンですね）のアイデアはどんなきっかけで生まれたのですか？
Ａ．お題が各国の超人ということで、当時はカッコいいと思ってた旧ドイツ軍をモチーフにしました。今じゃアウトですね。

Ｑ．ブロッケンマンの技なども、はがきには書いて送ったのですか？
Ａ．軍服姿と軍服を脱いだ姿を描きました。技やその他詳細はゆでたまご先生のオリジナルです。

Ｑ．ブロッケンマンは超人五輪で惜しくもラーメンマンに敗れましたが、当時、あの展開を見てどう思いましたか？
Ａ．「あ～あ、やっぱ雑魚キャラ扱いだったか、残念」と。

Ｑ．そして、超人の中でも例のない「二代目の息子・ジュニアが登場してキャラを引き継ぐ」となりました。その二代目についての感想は？とくに、ジュニアはやや実力的に劣る扱いをされたり、それに苦悩するような展開もありましたが、それも含めて。
Ａ．「やっぱ魅力的なキャラだったんで復活したじゃん！ふふふ～ん（鼻高々）」と、単純に復活を喜びましたね。でも実はコロされた後は興味がなくなって熱心に読んでないんで、ジュニアの事とか詳しく知らないんですよ。

Ｑ．採用当時やその後、キン肉マンが大人気になるにつれ「超人考案者」であることで周囲からの印象深い反応はありましたか？
Ａ．採用時は他所のクラスの知らない同級生から声をかけられました。羨望の眼差しで（笑）。その後はたまにネタとして告白すると驚かれましたね～。その反応が楽しかったです。つか、何年か前まで採用された事自体、す～っかり忘れてました（笑）。

Ｑ．ブロッケンマン（Jr）以外のお気に入り超人は？
Ａ．ラーメンマン（笑）

Ｑ．キン肉マン以外（それ以降）、サブカルチャーやエンタメ関連で、ご自身が関わった活動があったら教えてください。
Ａ．印刷会社でグラフィックデザイナーやってますんで、地元ローカルヒーローのキャラ＆ロゴデザインなど。

Ｑ．キン肉マンと同時代や、それ以降、ご自身でハマった漫画やアニメなどがあったら。
Ａ．特にありませんが、登場人物がコロされる漫画やアニメは嫌いです（笑）。

Ｑ．大人になった今、いまだにキン肉マンは人気です。作者のゆでたまご先生や、過去や現在の「キン肉マン」読者に、考案者の立場からひとことメッセージを送るとしたら？
Ａ．採用して頂き、本当にありがとうございました。ゆでたまご先生やgryphonさんをはじめとしたファンの皆様のお陰で一生自慢できる事柄になりました。海外のWikipediaには名前も掲載されてるんで子や孫にも自慢できます（笑）。もう感謝しかないです。