こうは、ならんかったんかいな。
上記の産経記事はいう。
自民の主力議員より威力を発揮したのが、19日に応援に入った小池氏だという。
初宿氏を後継指名した石森孝志市長は21日夜、勝因について「小池氏が八王子にお越しいただいた。これが逆転のきっかけだった」と支援者に解説した。初宿氏本人も記者団に「小池氏が来てから、反応が良くなった。明確なターニングポイントだった」と口をそろえた。
7月の都知事選で3選がかかる小池氏は出馬を明言していないが、自民都連会長を務める萩生田氏は小池氏に借りを作った形となった。
だから、萩生田帝国を救った、「小池レンドリース」と言うたのだ。わかんないか、譬えが。
レンドリース法(レンドリースほう、英語: Lend-Lease Acts)、または武器貸与法(ぶきたいよほう)は、アメリカ合衆国が1941年から1945年にかけて、イギリス、ソビエト連邦(ソ連)、中華民国(中国)、フランスやその他の連合国に対して、イギリスの場合はニューファンドランド、バミューダ諸島、イギリス領西インド諸島の基地を提供することと引き換えに、膨大な量の軍需物資を供給するプログラム[要曖昧さ回避]のことである。
1939年9月の第二次世界大戦勃発から18ヵ月経過した1941年3月に開始された。総額501億USドル(2007年の価値に換算してほぼ7,000億ドル)の物資が供給され、そのうち314億ドルがイギリスへ、113億ドルがソビエト連邦へ、32億ドルがフランスへ、16億ドルが中国へ提供された。
ja.wikipedia.org
ここで、安倍晋三が小池百合子を評した「小池ジョーカー論」を思い出す。話題になって結構引用されたっけかね。
小池さんは、常にジョーカーです。手札の1から13の中にはないのです。ジョーカーのカードなしでも、トランプの多くのゲームは成り立つのだけれど、ジョーカーが入ると、特殊な効果を発揮してくる。ある種のゲームでは、グンと強い力を持つ。スペードのエースよりも強い。彼女は、自分がジョーカーだということを認識していると思います。ジョーカーが強い力を持つには、そういう政治の状況が必要だね、ということも分かっている。
だから、安倍晋三氏の再登板後の異例の長期政権で、一番追い詰められたのは小池百合子氏の「希望の党」旗揚げだったのですな。
こっちの方を再紹介したいけど、時間がないので八王子市長選の結果だけで、まず前編。可能なら続きをあとで。