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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

最近の「どうする家康」に思うこと~大嘘構築の「伝奇型」は賛成。だがそれなら「辻褄合わせ」が命。

連ツイで他の人とやり取りするなかで、言いたいことがまとまったのよ


※これは1週間ほど前のツイート



最後の部分が一番言いたいことというか総まとめでえ、歴史上の事件で「実はこんな陰謀が!裏の謀略が!それが真相だっ」という嘘を意識的に描くのは全然いいと思うんです。信康切腹も安土饗応も本能寺の変も、大河ドラマでは甲子園大会名門高校の出場歴や大仁田厚の引退のごとく「〇年ぶり〇回目」の世界なわけで、そこで新機軸をするためにも。


だけど、その場合は「トリック」「つじつま合わせの妙」のほうを品定めされる宿命なんですよ。
これほどの「家康の陰謀」を描くなら…実際の事件うや犯罪はけっこうにずさんな面もあるとはいえ、やっぱりフィクションとして描く陰謀だと、そのディティール、緻密さが競われるべきで……

「実際の陰謀事件ってグダグダ、ずさんな計画、でもそれが嘘みたいな偶然で成功…がリアルなデフォルトだから、それにそってリアルに描きました」という作品も、1周回って面白いような気も、書きながらしてきたけれども!!