「ゲッサン」誌上での新連載
あのときのこどもさん
作品紹介
相も変わらず騒がしくて目まぐるしくて、だけど今よりちょっとだけ、スロウだったあの時代。
世界激変の90年代にこどもだったすべての人へ!!
全身全霊で遊んだあのオモチャ、クラスで流行った謎の遊びやトラウマすれすれのご近所事件などなど、「あったあった!」連続のバック・トゥ・世紀末キッズ・バイオグラフィ!!
作者プロフィール
カメントツ愛知県出身の覆面漫画家。
2015年よりウェブメディア「オモコロ」にて漫画家としての活動をスタート。
2017年、Twitterで発表した「こぐまのケーキ屋さん」が大ヒット。
連載開始にあたって「島本和彦先生のシマ(回想漫画)に入ってしまい、すいません!」と仁義を切ってたんだが(笑)、なに島本は80年代だし、平成ヲタクリメンバーズはゼロ年代の回想だ。90年代は親分が仕切ればよろしい……てか、「ゲッサン、懐かし系回想漫画ばっかじゃねーか」とか言うな(言ってないけど)
で、カメントツ氏が小学生時代を回想すると、90年代グラフティになるらしい…それ自体が読者にはダメージでかいかも(笑)
だが、ここで世代を超えた対話ができるガジェットが出て来る。
そう、それは「ノストラダムス」だった…
ゲッサン8月号★巻中カラー②
— ゲッサン編集部 (@gessanofficial) July 12, 2023
『あのときのこどもさん』
『こぐまのケーキ屋さん』のカメントツ氏、新連載スタート!!一昔前の1990年代。平成が始まって間もないこの頃に子供時代を過ごしたカメントツ氏が、懐かしいあれやこれやをこども目線で描くキッズ★リターン新連載!!#カメントツ pic.twitter.com/FtkqPPdHnc
うん、君たちよりちょっと先輩も、だいぶ憂鬱だったよ(笑)。
その時点で五島勉氏の本はだいぶ昔に出てたはずなのだが、それがふつーに市立図書館にあったのだから、まぁすごい時代。
いやでもミリオンセラーだからね。市民からの要望強かったんだろう。実際貸し出しはすごい勢いでした。
ちびまるこちゃんの場合、「もし1999年に予言が外れたら、みんなちゃんとしてる中でアホな”大人”になってしまう」という別の心配によって立ち直るのだが、カメントツ氏の場合は「高校生の時に世界が滅ぶのかー」である。
そんな時代の差が両者にはある。その一方で「オカルト的終末論を浴びたこどもは、こういうふうにアホな反応をする」という点で共通しているといっていい。
だから、さくらももこファン、ちびまるこちゃんファンこそ、このゲッサンのカメントツ少年時代回想漫画の第一話は見た方がいい。
もっとも、ゲッサンの傾向、一般論として,来月次号が出たら、このページに「第一話」がUPされることが多い。8月12日前後、注意してみてくれ。
どちらにしてもこの作品、要注目である。