約1カ月前、投稿しましたねこの記事。
m-dojo.hatenadiary.com
忘れてました(笑) だがゲッサンを読んだら普通にあった。当然だ。
本日発売の #ゲッサン ④月号より伊緒直道(@IoNaomichi )さんの新連載
— 漫画編集者 ナガオカ (@nagaoka_gessan) March 10, 2023
『平成ヲタクリメンバーズ』#平成ヲタクリメンバーズ
が始まりました。
オタクだという事を人に言えなかった時代…夜明け直前のお話です。
共感してくれる方々に届いて欲しいなと思ってます😌https://t.co/WjQAXqz35u pic.twitter.com/8PQDfgEW1R
本格的な紹介ページも作られました。
gekkansunday.net
一般論だが、ゲッサンの中でそれなりに注目されて始まった作品の第一話って、ある程度時間を置いて、公開されることが多い。
だから、少し時間経過したら、このページに第一話が載るかもしれない。
他の例を紹介してやるから、ついでに未読のものあれば読んでみろ(偉そう)
gekkansunday.net
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あらためて考えると、これだけの作品の第一話が読めるって大したものだな…
作者(作画者)のアカウントはこちら
https://twitter.com/IoNaomichi/
オタクというだけでバカにされた時代へタイムリープ「平成ヲタク リメンバーズ」 https://t.co/rwyJgXPNXN
— 伊緒直道 (@IoNaomichi) March 11, 2023
ひとつ報告しておくべきなのは、これは「平成」(2006年)へのタイムリープものだけど、主人公はその過去へ行きっぱなしとかじゃなくて、現在とその時代を往復できるような、そんな能力みたいなのね。(あと、生身の30代の主人公そのものが過去に行くんじゃなくて、過去の時代では、現在の意識や記憶を持ちながら、当時の高校生だった自分になっている…という設定)
そういう設定の作品が過去にあったかな?なかったかな?と思うと、あまり類例がなかった、と思うので、そこに注目しておきます。
※ブクマ情報によると「東リベ(東京リベンジャーズ)」がそういう設定で、タイトルもその関連を匂わせる意味があるそうな。自分は未見だから知らなかった。
例の「オタク迫害時代を描く」漫画、ついに第一話!/「古オタクの恋わずらい」は完結 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-b.hatena.ne.jpあまり類例がない? タイトルからして東リベのパロ(オマージュ?)では。現代の記憶持って過去の自分と現代の自分の体を行ったり来たりする。行き先は2005年。
2023/03/12 18:31
※でも「犬夜叉」とかそうか。 あと宝くじで50億円ぐらい当たった人が、異世界と自由に往復できて、色んな高額物資や機材を買いあさっては異世界に持っていく…というやつがあったぞ。俺も少しづつ異世界もののクンフー(功夫)を積んでいる。
もうひとつ、当時の「オタクっぽさ」兼「オタクと一般人をかろうじてつなぐような話題」として「涼宮ハルヒ」という固有名詞が登場していました。
ゲッサン4月号★巻中カラー①
— ゲッサン編集部 (@gessanofficial) March 10, 2023
『平成ヲタクリメンバーズ』
″オタク″というだけで蔑まされていた時代を生きてきた一人の男。
「もしも、やり直すことができたなら…」そんな想いの彼が
まさかのあの頃へタイムリープ!?失われた青春を取り戻せ!!
伊緒直道、帰還!!新連載センターカラー!! pic.twitter.com/jX8gboJl1W

んで、この番組がいまBS日テレで再放送中でした。
www.bs4.jp
涼宮ハルヒの憂鬱(2009年放送版)毎週土曜 24:30~25:00放送
放送情報
2023.03.18
第11話 孤島症候群(後編)
ん?、そうそう!無人島で殺人事件の続き!威勢の良かったハルヒも消沈気味。精一杯捜査し、推理を展開する。核心はどこだ?キョンも迷うその時、いもうとちゃんの活躍?もあって事件は解決へ。じつは……!
2023.03.11
第10話 孤島症候群(前編)
この夏は無人島で合宿よ!と張り切るハルヒ。ノーも言えずSOS団は古泉の親戚の館へ。なんか怪奇な事件を期待してるっぽいハルヒを海水浴や島の探検でごまかすキョン。二日目はあいにくの雨で室内でゲーム大会。うさん臭い事もないまま三日目、館の主が血まみれで倒れているのを発見するのだった!
【追記】仮説。「舞台はなぜ2006年?迫害時代はもっと昔では?」はもっともだが…
自分の仮説では「雑誌の想定読者最高齢層…30代半ばを、高校時代に遡らせるのが上限だった」というのを考えています。
ゲッサンの読者主要層で最高齢がおそらく34、35歳ぐらいで、それを高校生…16、17歳に戻らせると、せいぜいそのゼロ年代半ば。ここをネタにしないと、「ハルヒ?うわー懐かしい」的な『あるある』が通用しない、ってことじゃあないかしらん。それから下の層も「確かにハルヒならお兄さんが観てた」的に知ってるでしょう。
アオイホノオが同誌に連載されているけど、あれはそもそも「ヤングサンデー」連載だし、連載開始は2007年!なんだよ(笑)
「あの島本和彦の自伝」だから、そこから年代が固定されるのはやむを得ないところだし、例外扱いしてもいいでしょう。
まあ、ほかに理由があるのかもしれない。あくまでも仮説ね。
もうひとつ思い出した、このニュースの最初の時に、こんなやりとりをした。
FF外から失礼します。
— モスアット (@mos_akigami) 2023年2月20日
この漫画では引用元の画像やこちらの画像にあるように
「オタクというだけでバカにされていた時代」
「オタクが悪だった時代」
を「オタク氷河期」というそうですよ。
正直、2006年を上記のような認識で見ること自体に違和感があって、 pic.twitter.com/LKZIB5qIhg
2005年には野村総研が「影響力が大きく、市場をリードする役割」と分析していますし
— モスアット (@mos_akigami) 2023年2月20日
同年にはオタク男を肯定的に描いた「電車男」が映画・テレビで大ヒット
翌年には後に首相となる麻生太郎が秋葉原の街頭演説で「オタクのみなさん!」と呼びかけ漫画アニメネタを交えて演説https://t.co/m6L8KhtE9h
こうしたことからとても2006年が「オタク氷河期」だったとは思えないのですが、この作者と編集者からすれば違うようで…。
— モスアット (@mos_akigami) 2023年2月20日
本当の氷河期は宮崎勉事件の影響でオタクが犯罪者予備軍のように見られていた80~90年代だと思うんですけどね…。
乱暴に考えると、こういうグラフのような意味合いがあるんじゃないですかね?(他の偏見や差別も、同じような形状のものはありそう)
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2023年2月20日
2006年がなぜ舞台か?も劇中の意味づけはまだ不明ですが、17年前…「現在34歳(ゲッサン想定読者最古層)の中年が高校生(同誌メイン層)に戻る」からの逆算かも? pic.twitter.com/2OZDjL4WAs
※これ図版作成時のミスだが、宮崎勤事件は1989年
グラフは概ねそういう感じですね。先の本の分析ではエヴァの影響で95~96年がターニングポイントとのこと。
— モスアット (@mos_akigami) 2023年2月20日
ただ、気温に例えると
現在+20℃
17年前+5℃
30年前-30℃
と分かっているのに17年前を氷河期(一番寒い時期)だったというのは誇張が過ぎるんじゃないかと…。https://t.co/0r7YDZD0K1
【追記】先行作品ともいえる「古オタクの恋わずらい」は最終回!。全4巻だとか
出版社は違えど、作品の「たすきを繋いだ」ようにも見える。
講談社「KISS」4月号です。

単行本は全4巻に。
ただ、Amazonで見ると、ネットの単話売りと紛れててややこしい。そういう時代なんだな…(「プチKISS」というレーベルの様だ)
たしかにこっち経由で全話見るという手もある
https://comic-days.com/episode/3269754496370856835
古オタクの恋わずらい
ニコ・ニコルソン
「オタクは隠すもの」が常識のあの頃、転校を機にオタクを隠してキャラ変を目指す恵が、大人気のバスケ部エースと恋に落ちて、いきなり青春のど真ん中にデビュー――!?