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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ワーテルロー、敗走の後。「それでも俺たちから奪えないものもある」〜「ナポレオン覇道進撃」

前回の記事。
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ということでワーテルローは決着。
マルスの化身かと思われたナポレオンも、ついに戦場から敗走するしかなくなる。



ちょっと身につまされるのは、例の、結果的にこの人が最初の命令書を金科玉条扱いし、臨機応変の対応(部下はそう進言した)をしなかったがゆえにワーテルローの命運を決めてしまったグルーシ―。

彼は、撤退戦でその将才の片りんを見せるが……

ナポレオン覇道進撃 ワーテルローはグルーシ―の責任に…

と、こうなる。 「琴となり 下駄となるのも 桐の運」。


さて、もうひとりの敗因、ネイ将軍も戦場を脱出。敗走の途中で、ナポレオンと面会する。
そこで、皇帝はこう語る。(そういう資料があるかは知りません)

ナポレオン覇道進撃 ワーテルローで敗れた皇帝ナポレオンとネイ将軍

「連合軍と王党派は、俺たちから何もかも奪うかもしれん 地位も財産も称号も 命も ・・・・・だが奪えないものもある」


この作品、あとどれぐらい続くのだろうか。巻末のページで、作者は
「……セント=ヘレナの話を延々と描けと?いや無理っす。今ですら、もう覇道進撃じゃない、って書かれてるのに。」
とか語っているが……

おまけ 連ツイと画像で語るタレーランの芸術外交

このツイートから、タレーラン外交を語るツリーとなっている(クリックして開いてみてください)

これとは別に、僕流のタレーラン回紹介
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