ちょっとしたトリビア。
— 那嵯 涼介 (@ryosukenasa) November 11, 2022
アントニオ猪木が1970年代初頭に倍賞美津子と新婚生活を送った、六本木の『金谷ホテルマンション』。
1971年に竣工したこの建物内には、高級すき焼き店『らん月』や有名フレンチレストランなどもテナントとして入っていた。続く
那嵯さん、おじゃまします。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
実は私が編集長を勤めていたルー出版、いれぶん出版の事務所がその金谷ホテルマンションにあったんです。猪木さんと美津子さんが新婚時代を送ったという話は最近知って、なんともまた不思議な気分を味わいました。どうも私の周りには強烈な因縁が渦巻いているようです…。
それは驚かれたでしょう。
— 那嵯 涼介 (@ryosukenasa) 2022年11月16日
建物内には先にも書いた『らん月』や坂井宏行氏が料理長を務めた「金谷」の名がついたフレンチレストランなどもあり、当時最先端の建築物だったのでしょうね。
猪木夫妻はさほど長い期間住んではいなかったようですが、格闘技的奇縁も含め大変興味く、ツイートした次第です。
おまけに金谷ホテルマンションからは当時の猪木事務所まで徒歩2分、梶原一騎先生の実弟で作家・空手家の真樹日佐夫先生の道場兼事務所までやはり徒歩10分。さらにいえばルー出版の会長はWJプロレス旗揚げにも深く関係した人物と、奇縁の坩堝でした。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
どこかで誰かと誰かが偶然出くわすなんてしょっちゅうだったのでしょうね。
— 那嵯 涼介 (@ryosukenasa) 2022年11月16日
猪木さんの当時の事務所というのは、代官山の日プロ事務所の目と鼻の先にあったという、あの事務所ですか?
テレ朝通りの入り口付近で、テレビ朝日まで徒歩3分位の距離。昔、1Fが闘魂ショップと喫茶店になっていて、2Fが猪木事務所でした。そんな位置関係なので、私のいた出版社には元ワールドプロレスリングのプロデューサーや芸能関係者などもひっきりなしに出入りしてました。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
ああ、新日の社長を辞任した時代ですかね。木村さんはそういう関係の出版社の方だったんですね。
— 那嵯 涼介 (@ryosukenasa) 2022年11月16日
広告会社→無職→フリーランス(編集者・ライター)→出版社(編集長)→作家・ライター という経歴です。無職のときに出版社の方と知り合って猪木本の企画を出したらそれが通ってしまい、企画書を持って新日本に殴り込み(?)をかけて以来、気がついたら猪木さんの傍にいました。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
なので、今こうしているのも猪木さんとの出会いがあったからで、梶原先生原案の小説をNumberで連載せていただいたのも、私の企画した猪木本を読んでスカウトしてくれた出版社会長(真樹日佐夫先生と昵懇の関係)のおかげでした。すみません、ややこしい話なので長くなってしまいました。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
詳細にお知らせ頂き、誠に有難うございます。
— 那嵯 涼介 (@ryosukenasa) 2022年11月16日
将来、カール・ゴッチ評伝完成の暁には、色々相談させてください。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
光栄です。私に何かお手伝いできることがあればなんなりと(笑)。いや〜、ツイッター始めてほんとによかったです!
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
面白いのだけど、注目したいのはこちらの流れ。
横入り失礼します。私も木村さんが作られた『闘魂伝説の完全記録』と『アントニオ猪木の証明』は今でもバイブルです。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年11月16日
ありがとうございます! そう言っていただけて感無量です。『闘魂伝説の完全記録』が出版社の事情で未完に終わってしまったこと、実はトラウマなんです。本当は読者の皆さん一人一人に何が起こったのかをお伝えしたかったのですが事件絡みのためお知らせできなかったんです。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
未完に終わったのは残念でしたが、特典として付いていたビデオも良かったですね。猪木とカシンのスパーリングとか。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年11月16日
ありがとうございます。あのビデオも無理を言って撮らせてもらったもので、本当は猪木さん、フィギュアフォーボディシザースも極めてたんです。なのにテープ切れ…。カメラマンと大喧嘩しました(苦笑)。でも、いまとなってみると格闘家・猪木を検証する上で貴重な記録になってますね。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
猪木さんのスパーリング映像をかき集めて1本のDVDにして発売して欲しいと思ってます。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年11月16日
猪木さんのスパーリング映像は個人撮影のものしか残ってないようです。少なくともあのビデオ制作の時点ではスパーリングの撮影はNG。猪木さんの特別な計らいがなければ実現しませんでした。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
IGFのDVDにジョシュとのスパーが収録されてましたね。あとは公開スパーと天龍戦の前の永田とのスパーぐらいですか…
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年11月16日
たぶん、それがすべてじゃないでしょうか。ただ、公開スパーは厳密には同条のそれとは違うので、やはり、公式のものはほとんど残っていないとみて間違いないでしょう。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
まあ、あの時代はセメントスパーは裏の部分ですし、映像が無いのも仕方ないですね。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年11月16日
石澤選手とのスパーリング位の力加減が人に見せられるぎりぎりなレベルだったと思います。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年11月16日
やはり、なのだが、「スパーリング」というのは門外不出であり、それが映像になるのは稀に近いのだ。
こちらのツリーも見てみよう。
アントニオ猪木が語る〝ヨーロッパ遠征で身につけた負けない強さ〟
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) December 3, 2022
「ボックとの闘いはレスラー同士の異種格闘技戦だった」#アントニオ猪木https://t.co/0yjqRyGXwp
この時のインタビューでデートリッヒやラサルテスについて猪木さんは何か語っていましたか?ラサルテスとの2戦目、デートリッヒとの初戦の決まり手が『逆腕固め』になっているのが、今でも非常に気になっているのですが…
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
デートリッヒの投げについては「ボック以上」と絶賛してましたが、それ以外についての言及はありませんでした。藤原選手に確認したところ「投げは凄かったけどあれはアマチュア。怖さはなかったね」という回答でした。ラサルテスの名前は一度も出なかったと記憶してます。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
おそらく、この時期でもヨーロッパのプロレスにおいてキャッチの継承者は少なくなっていて、猪木さんとしてはグラウンドの展開になれば負ける気がしなかったのではないでしょうか。最悪のコンディションでも負けなかったのはそういうことかと。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
逆にダメージの蓄積した肉体には投げの方がこたえたのではないでしょうか。デートリッヒの印象が強く残ったのはそのためではないかと私は見ています。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
投げ技はリングが硬いとそれこそ1発で大ダメージですからね。ストリートファイトの動画を見ると投げ技の恐ろしさを痛感します。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
欧州遠征でも闘っているルスカに対する猪木さんの評価の高さも、それに尽きるんじゃないでしょうか。たしか、当時、ゴッチも「ストリートファイトならルスカの勝ちだった」といった発言をしていた記憶があります。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
猪木さんのルスカ評は非常に高いですよね。こと強さに関しては最上級の言い回し。猪木さんが本当にヤバイと思ったのはゴッチとルスカだけなのかもしれません。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
私もそう思います。ロスでの取材時、猪木さんが何者なのか知らない外国人が話しかけてきたのですが、その際、猪木さんが「自分は元プロレスラーでモハメド・アリやウイリエム・ルスカとも闘った」という言い方で自己紹介したんです。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
残念ながらその相手はルスカを知らなかったのですが、それくらい猪木さんにとってもルスカと闘ったことは誇りだったのだなと、隣で聞いていて感じた次第です。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
pasinさんの仰る通り、猪木さんは強さに対して徹底して真摯でしたね。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
アリ戦の前、日本人ヘビー級ボクサーがスパーリングパートナーとして来た時、猪木さんだけ真摯に話を聞いて技術を、吸収しようとしていた、と北沢さんが言っていました。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
好奇心も人一倍だったのだと思います。昔、ゲーム雑誌の取材で猪木さんにプロレスゲームをプレイしてもらったことがあるのですが、後日、東スポ一面に「小川直也TVゲームで秘密特訓」と橋本真也戦前に猪木さんとゲームをやっている写真が載ってびっくりしたことがありました(笑)。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
小川とゲームやってる記事、ありましたねぇ
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
あれは木村さんが起因だったんですね😁
実はそうなんです。猪木さん、かなり気に入ったみたいで「打撃音がなかなかリアルだね」とノリノリでした(笑)。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
※ここから、重要証言
思い出しました。例の猪木さんと石澤選手のスパーリングのビデオ。あの撮影中、猪木さんがタクタロフ選手から教わったという技術について石澤選手に説明してました。たしか、アームロックを極める際の自分の肩の位置について語っていたと思います。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月3日
>猪木さんがタクタロフ選手から教わったという技術
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2022年12月3日
猪木が色んな選手に自分の技を伝授、という話は聞く。年齢・世代的に選手側は忖度や礼儀上の賞賛もあるだろう…と割り引いても凄いこと。
だが、それ以上に引退後の猪木が現役選手から技を「教わった」という話の凄さよ!https://t.co/Z4JnDewKvG
※俺のツイートだが、これちょっと勘違いがあって「引退後の」でなく「引退間際の」が正。後にも出てくる
石澤選手とのスパーリングの撮影が行われたのは’96年。まだ完全にリタイアする前でしたが、Gryphonさんの仰る通り、功なり名を遂げた絶対的権威の側であったはずの猪木さんの真の意味での素直さに私も現場で感動を覚えていました。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
あのオレッグタクタロフからですか。あの歳になっても技術を吸収してたんですねえ。素晴らしい。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月3日
あのとき猪木さんは53歳。肉体の衰えを自覚していたからこそ、新しい技術の吸収に余計貪欲になっていたのではないでしょうか。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
猪木さんは歳とってからもシャムロック、レスナー、ジョシュ等錚々たるメンバーとスパーしてますよね。貪欲だし自信もあったんだろうなと。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月4日
IGF旗揚げ前に私は思うところあって猪木さんと離れてしまい、シャムロック、レスナー、ジョシュとのスパーリングの話を聞けなかったのがなんとも悔やまれてなりません。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
その前だとレイガンスやドンフライともスパーしてそうですよね、猪木さんなら。
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) 2022年12月4日
直接聞いてはいませんが、レイガンスやフライとはやっているようです。両者とも猪木さんをとてもリスペクトしてましたね。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
フライで思い出しました。新日本のロス道場の道場開きの際、私、PRIDEの百瀬先生に同行して現地取材をしたのですが、そこで行われたエキシビションマッチのトリがドン・フライ、ダン・デバインvs.バス・ルッテン、ジャスティン・マッコリーというカード。フライとルッテンの攻防は息を呑む迫力でした。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
道場開きのパーティには、あのベニー・ユキーデも来ていて思わず興奮してしまいました(笑)。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
怪鳥が会長に…(やかましい)
— よんもじ (@INkzw) 2022年12月4日
いやしかし美味しいエピソードありがとうございます!
食いついてきた人は四角いジャングル世代! 仕事でなかったらサインと記念写真をお願いしてました(笑)。
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) 2022年12月4日
スパーリングも、たしかに絵作りとしては公開されるだろう。
しかしさ、それこそミスター高橋以後、とかUWF以後、とかいろいろ区分があるけど…スパーが、ことに新日本プロレスのスパーが本当にガチに近いなら近いほど、本来は難しい話なのだよね。
テレビ朝日から新日の役員になった人が年俸を査定したら藤原喜明の額が非常に抑えられて、藤原が不満を述べたら「君は試合であまり勝てないから仕方ないだろう」。
聞いた藤原が「じゃあわたくしが、木村健吾さんや藤波辰爾さんをリングで完全に倒したらギャラが上がりますかね?」
「そんなこと、ちょっと無理でしょう?」
……いまなら笑い話だけど、本来的にはこうなるのが自然だし、
スパーリング映像はそれに対して疑念の種をまく「ケーフェイ」なのだ、昭和的には。
というか、その後「テロリスト藤原喜明」「UWFの重鎮藤原」がクローズアップされた時「藤原は道場で誰よりも強い!」「知る人ぞ知る強豪」とメディアも当然格を上げたけど、子どもの自分はテレ朝の人間同様「じゃあ、なんで今まで勝ってないの?」と思ったもんでした。
いやその後だってさ、
・日プロ若手でガチ最強は上田馬之助
・新弟子の武藤をほとんどの選手が極められない
・中邑真輔は「スパーリングが休憩時間」と回想するほど余裕だった
・リングスで高阪剛、Uインターで安生洋二、パンクラスで高橋義生(下っては北岡悟)が道場でスゴイ
とかを映像とかで見たら、やっぱりもやもやするもんが残るでしょうよ。
だから、スパーリングの映像は残らない。それはある意味しょうがない…
だから
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みたいな”謎”が残るのもある意味仕方ない話なのだ。
櫻井康雄「猪木は大坪清隆に関節技、吉原功にレスリングを徹底的に仕込まれた。沖識名や芳ノ里も教えていた」「馬場と猪木がスパーをやっても馬場がすぐにやめちゃう。力道山は馬場にそんなにうるさくなかった」 pic.twitter.com/V37D1i5XEC
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) November 11, 2022
猪木「マツダは俺たちの知らない技を知ってて、スパーしたら、俺がブリッジした時に膝を極められたんでショックを受けた。俺は極められた事が無かったから」(猪木名勝負十番より) pic.twitter.com/islCIpRTud
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) November 14, 2022
スパーした相手はゴリラモンスーン以外全員極めたと豪語する上田馬之助だが、唯一勝負がつけられなかったのがアントニオ猪木。 pic.twitter.com/Jgog2cy6jE
— pasin (@pasinpasin) October 3, 2022
ちなみにデスト自伝には若手時代の猪木とスパーした印象が書かれている。上田の自伝にも書かれていたが、この頃は来日外人レスラーと若手がスパーする機会が頻繁にあったようである。 pic.twitter.com/VDpXrNPES0
— pasin (@pasinpasin) September 28, 2022
猪木、曙公開スパー
— Big-Higher O・T (@BigHigherOT) August 26, 2022
自動の字幕がいい感じ(笑) pic.twitter.com/VsXN4lFfnW
ホイス戦を控える曙とスパー。三角絞めを決めるアントニオ猪木。#猪木生誕日 pic.twitter.com/dKJ75PPFON
— 昭和プロレスpasin (@Zq7H0cfDKCjUn8E) February 19, 2023
当然ですが猪木さんはレスナーやシャムロックらと実戦スパーもやるので。シャムロックとはお互い熱くなりすぎて周りが止めたらしい。 pic.twitter.com/H7eSoM94Nj
— 123da (@igf123da) August 29, 2020
もう、12年も前になるわけだが,当時の前田日明はスパーリングで(相手がフェザーとはいえ)宮田和幸を圧倒するワザマエを持ち、首だけで倒立とかも可能だったという。
その時「そ、そ、その映像を残せえぇぇぇ」と熱望したもんだが、当然ながら、その映像は恐らくは残っていない。
いやたぶん現役時代のスパーリング映像自体がまるで残ってないだろうね。
そこからですら12年たち、前田のヒザなどの状態も体形も(笑)、当然ながら衰える方向に行っている。今から再現するのも本当に難しかろう。
m-dojo.hatenadiary.com
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だからこそ、猪木のスパーリングを、当時近い距離にいた人が「無理を言って」映像収録したことの奇跡さが本当に目立つ。
togetter.com
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一方で、スパーリング映像はふつうに練習で強くなるためのツールとして、あると便利。
そしてスマホ時代になって、そもそも映像を撮る『ハードル』は大きく下がった。格闘技業界は当然ガチ前提になり、格を守るためにスパーを門外不出にする、とかも今はなくなった。
いやそれでも、スパー映像を撮る、となるとトラブルになりがちらしいけどね。出げいこだと特に。
クリスチャン・リーと………いやいやいや。
でも、年を取って体が動かなくなってからとか、自分のスパーリング映像が残ってたら貴重なものになると思うよ。
これは普通に柔術道場やキックのジムに、フィットネスで通ってるような人を含めて。
まずは、アウサイ王者・佐野哲也が今は中心にしているという組み技スパーリング映像を、貴重なアーカイブとして残してもらいたいものです。
※もはや形骸化しつつある佐野哲也オチでした。