この「Dropkick」記事でのシュウ・ヒラタ氏の発言なのだが、入手したくてもなかなかできない、いま現在のヨーロッパのMMA事情に関しての情報が興味深かった。
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箇条書きに直して、メモしておこうか
ポーランドのKSW
・ベラトールとの対抗戦をアピールした
・ポーランドの国営放送、ナショナルテレビが放送していたのにその関係を解消、去年から欧州全域に配信するサービスと契約している。
・ベアナックルボクシング部門の構想もある?が、まだ話は具体的には動いてない
イギリスのケージ・ウォリアーズ
カリフォルニアに進出し、リアリティー番組を作る企画がある?
このうち興味があるのは、やはりポーランドKSW。クレベル・コイケがRIZIN前にMMAの主戦場としていた(元王者である)団体でもあり、石井慧も参戦していた。
それより何より、ちょっとズンドコというか話題性のある「飛び道具」も選手としてラインナップに挙げがちなこと
UFCとは別の独自路線を進んでいること……そして球場レベルを満員にもしていること
などなどがあり、2015年だったっけか、RIZIN旗揚げのころはKSWはよっぽど先行してた『メジャー』であり、自分は超本気で「RIZINも、KSWぐらいになってくれたらなあ…」と思ってました。KSWは雲の上、仰ぎ見る存在!!!
過去には戦極と関係が深かった。
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ハリドヴの母国ポーランドの国営放送からWVRにハリドヴの試合を放送できないかという問い合わせが来ているという。現時点でポーランドでの放送内容について具体的なことは決まっていないが、今回のチャンピオンシップはポーランドでも大きな話題になっているようだ。
めざすは、UFCと別の価値観で回っているポーランドのKSW!!である。
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これを見ると、もはや「総合格闘技を根付かせることに日本では失敗した。ポーランドでは成功した」と言い切ってもいいぐらいかもしれない。
・有望選手は、常にUFCからの引き抜き可能性がある
・「でも最強はUFCが決めるんだよね?」と言われる
というプレッシャーをはねのけて、いかにローカルでのMMAのステータスとストーリーを維持するか…おおいに学ぶところがあると言わざるを得ません。
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・そして目標はたぶんポーランドのKSWじゃないかと思う。
何人かの UFC 選手を輩出する一方で、アイアンマコンテストの強豪、つまりただの力自慢を試合に出すような飛び道具も平気で使う。その結果ローカルヒーローの独自の人気や価値観によって、野外競技場が満杯になるぐらいの人気を誇る…という点で先輩格だもの。
石井慧もいるしね。KSWとの交流がRIZINはもっとさかんになればいいなと思いました。
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そのKSW、まだまだ好調というか、さらに拡大しようとしてるならすごい。ベラトールじゃなくて、RIZINと対抗戦をしませんか(笑)、と。
それに、いまKSWを中継してる、欧州全体に配信が可能なサービスって何なんだろうね??
過去に2回、KSWを中心に語られているDropkick記事があった。
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チェコで、すごい勢いで伸びている団体、とやらも興味深い。
そういう選手や団体こそ、日本の小さなプロモーションと協力関係を結んでほしいものだが…ケージ・ウォリアーズは聞いたことあるぞ。誰か来てたよね?戦極だったかな??
欧州在住・留学中で「現地のMMAをルポしたい」という人いませんかね
誰かポーランド在住日本人でMMA大好きで、KSWを自分がレポします、と言う人いませんかね。そういう人さえいれば、Dropkickでもゴン格でもMMAPlanetでも大喜びでその人を「特派員」として、原稿を載せるはず。写真やインタビューもできればなお良い(斎藤文彦もタダシ☆タナカも、堀内勇もそういう立場で米国で格闘技やプロレスをルポした)。ゴン格やDropkickからそういう肩書を貰えれば、それをあちらの団体に提示して、記者会見ルームでの質問やリングサイドの撮影なども可能にしてくれると思う。
というか、おいらが読んでみたいよ!
公式サイトも、公式twitterアカウントもあるね
2月25日に「KSW79」が開催されるらしいや