INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「撮影」をめぐる諸問題。自衛隊基地も、都の委託事業も……


www.rilg.or.jp



www.okinawatimes.co.jp


ksl-live.com






もともとこの話って…懐かしいなあ、グーグルがストリートビューを始めた時、それに反対・懸念する声が凄く多数あったんだよね。
いまの定着ぶり、利用されっぷりを見ると信じられない若い人もいるんじゃないかな。

それを論じた2009年の記事に出てきた。

m-dojo.hatenadiary.com

問題の根本、もしくは根本に近いところにあるのは「見る・撮影する」とはそも何ぞや?という部分だと思う。
一昔前の通販CMの「みーてるだけー」とか、ショーウインドーごしのトランペットにべったりの少年CM(あれ、なんのCMだっけ?)のように、基本的に見るって行為は、うざくても他者危害の原則から外れていて、問題にしようがなかった。「何ガンつけてんじゃ、われは」というのは正当な抗議ではなく、理不尽な”因縁”と呼ばれてるし(笑)。


こんな事件もあった。
m-dojo.hatenadiary.com



そういう問題の総まとめとして2021年に書いた総括記事での話。

・『撮影』という行為はそもそも、近代の法律の基礎が固まったあとの新概念である。そして、他者危害の原則からいって、何も触れない、壊さない「撮影」は、ほぼ「なにもしてない」というのと同じ扱いになってしまう。その一方で、実際上は一種のパワー、暴力、権力である…だから、なんとか整備したつもりでも時々バグが発生する。
m-dojo.hatenadiary.com


この問題は、けっきょくまだ解決していない。