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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「千原ジュニア、藤子不二雄A先生を語る」(abemaTVでも動画配信中)/A先生の「幻の少年時代主題歌」歌詞は?

こういう番組がある。たまたまチャンネルをつけていたら、深夜にやっていた。

2分59秒
バラエティ

秋元康監修の新番組!
各界から集まったゲストが渾身の持論を展開するリアルスピーチバラエティ。
今こそ世間に訴えたい独自のテーマを持ち寄り「2分59秒」で熱く語り尽くす。
「2分59秒」で視聴者に届くスピーチをするのは誰なのか…?
賛否を巻き起こすセンセーショナルな持論が続々飛び出す!?
abema.tv

この動画の、39分ごろから見てください。(たぶん1週間ぐらいの公開かな?)

abema.tv
2分59秒 | 本編
#33:MC千原ジュニア&佐々木久美が初スピーチ!
47分2022年5月26日放送2,280視聴

詳細情報
#33:MC千原ジュニア&佐々木久美が初スピーチ!
佐々木久美がジュニアに対して日向坂46を好きにさせるために熱弁!
ジュニアは愛してやまない藤子不二雄(A)先生への想いを語る!
解散間近ピスタチオ小澤が相方への想いをスピーチ!小澤の反応は?
かまいたち山内の印象が変わる!?福田が知る山内の一面をスピーチ!


見たらそのまま「藤子不二ファンはここにいる」ブログ
koikesan.hatenablog.com
のコメント欄に投稿したので、ご返信も含めて保存コピペしておく


gryphon
ご報告 たまたまつけていたテレビ朝日で、有名人が約3分のスピーチをするという「2分59秒」という番組をやっていたのですが、そのトリが「千原ジュニア藤子不二雄A先生との交遊を語る」でした。
この番組はabemaTVで配信もあるようで、2022年5月26日現在見られます(※39分からどうぞ)
https://abema.tv/video/episode/90-1578_s1_p33



稲垣高広 (id:koikesan)
>gryphonさん
情報ありがとうございます!
チョイスされたエピソードの面白さとそれを短い時間で伝える話術、さすがジュニアさんだなと思いました。Ⓐ先生のお茶目さが、Ⓐ先生のことをよく知らない方々にしっかり届きそうなスピーチだな、とも感じました。


gryphon
井上陽水に「ボクの作った詩に曲をつけてくれ」と頼んだら、A先生の詩は無視して完全オリジナルの、しかも超傑作の「少年時代」を作ってくれちゃった話……って聞いたことあるんですけど、じゃあそのA先生の幻の歌詞は、どこかに公開されているのですかね?


稲垣高広 (id:koikesan)
>gryphonさん

Ⓐ先生が書かれた詞は、のちに公表されました♪
その詞が最初に載ったのは何らかの紙媒体だったと思いますが、何だったか失念…。
その後、テレビ番組などで幾度か紹介される機会もありまして、たとえば、こちらの方がTwitterで言及されています。
https://t.co/hxh5zi2Kzs


当然、同ブログではこの井上陽水の話を過去に取り上げている…というか、俺はここでこの話を知ったのよ。


www.youtube.com


…映画『少年時代』は、第14回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀音楽賞、新人俳優賞など6部門を受賞しています。この映画で“音楽”といえば、井上陽水さんが作って唄った『少年時代』ですね。今となっては、映画そのものよりも、陽水さんの主題歌のほうがずっと有名でしょう。この歌の詞は、当初はA先生ご自身が書くことになっていて、実際にA先生は詞を作っているのですが、できあがった主題歌では陽水さんがすべて作詞もやっていて、A先生の詞は採用されませんでした。陽水さんは、A先生の詞から感じられる精神を受けとった、と先生に伝えたそうです。
koikesan.hatenablog.com

NHK教育で8月24日(月)から4夜連続で放送された「LIFE井上陽水〜40年を語る〜」の4夜め(27日(木)放送分)に、藤子不二雄A先生が出演されました。
 この番組に対する予備知識は全然なかったのですが、当日の新聞のテレビ欄で1夜めが放映されることに気づき、「4日間も陽水さんのインタビュー番組が続くなら、そのなかで『少年時代』の話題も出て、藤子A先生がゲスト出演されるかもしれない」という期待がよぎり、1夜めから注目していました。
 そして4夜め、ついに『少年時代』がとりあげられ、A先生が登場したのでした。A先生は、藤子スタジオの応接室でインタビューを受け、映画『少年時代』のテーマソングを陽水さんに依頼したさいのエピソードを語っていました。テーマソングを完成させなければならないタイムリミットが刻々と迫るなか、陽水さんがスタジオに長期間こもって名曲『少年時代』を生みだした経緯を、力をこめて説いておいででした。
 映画『少年時代』ラストの別れのシーンが放映されたのもよかったです。このラストシーンで陽水さんの歌うテーマソングが流れてくるのですが、このくだりは何度観ても目がうるんできます。映画『少年時代』を観てからA先生が描いた原作マンガを読み返すと、原作のラストシーンのあたりで不意に陽水さんの歌声が脳内に流れてきます(笑) 

koikesan.hatenablog.com

…時代が跳んで、各界の著名人との交友関係や相棒の藤本先生のこと、現在連載中の作品のこと、などなど……
 あとで藤子ファン仲間と「もうこれは古典落語の世界だね」「様式美だね」なんて話をしましたが、まさにそんな感じで、お馴染みのエピソードなのにそうした話題が出るたび「出たー!」「来たー!」と心のなかでリアクションできるし、何度聞いても新鮮な感興があるし、もうすぐ笑うところが来るとわかっていて実際にそのポイントが来るとやっぱり笑えてしまったり、今回はこことここのエピソードの順番を入れ替えてるなと話の微妙な構成に着目したりと、先生の講演を繰り返し聞けば聞くほど奥深い楽しみ方ができてくるのです^^ まさに古典落語の味わい。


 会場の反応も良好で、A先生は随所で笑いをとっていました。
 井上陽水さんとA先生は以前から酒飲み友達で、その縁で映画『少年時代』の主題歌を陽水さんに依頼した、というエピソードを話すなかで、A先生は、陽水さんの『少年時代』の歌詞の一部を引用したのち、
「この詞、ちょっと意味がわかりませんが(笑)」
 と付け加えました。
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最後のくだりになるけど、まさにA先生は早すぎた「すべらない話」で、自分の体験談を編集再構成して、ひとつの「持ちネタ」とし、それを練り上げたから古典落語のように何度繰り返し聞いても楽しいのだろう。実力はお笑い芸人である千原ジュニアが聞いても笑い転げるぐらいに。
ただ、その結果として大元のファクトを厳密に突き詰めていくと、細部に脚色が生じていた、ということも無きにしもあらず、だが(笑)


「少年時代」はカバーするアーチストが多いことでも有名だ

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