「もしロシアが勝ったら」という、IFで済むか分からないIF。
中山氏のツイートは、正確にいえばこの「foreign affairs」の紹介文
ウクライナは予想以上に抵抗しているようだが、もしロシアが勝ったらという事態を想定しておかないといけない。それは「力が剥き出しの時代」に回帰することになり、(もともとフィクションであった)秩序や規範といった観念が揺らぐ。 https://t.co/sljCFUVwx0
— 中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro (@tnak0214) February 27, 2022
フロントラインであったインド太平洋への関心が相対化される。欧州は米国の存在をやはり不可欠なものと認識するに至る。米国はアセットを欧州戦線にも振り向けざるをえなくなる。中国は露と連携し、支えつつも、露ほど「無法国家」ではないというアピールをする。
— 中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro (@tnak0214) 2022年2月27日
一部こうした動きに迎合する動きがアメリカ国内にも出てくる。米の対中フォーカスがボヤける。下記リンクはそうした動きを予感させる、…というような連鎖が考えられる。 https://t.co/naQLLF82rZ
— 中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro (@tnak0214) 2022年2月27日
そうなると「ヤツらのシマ(勢力圏)には手を出すな」的な発想が一般化する。中国は西太平洋にさえアメリカが手を突っ込んで来なければ、共存できるという主張を再び始める。
— 中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro (@tnak0214) 2022年2月27日
「右派スーザン・ライス」(ライスはかつて新しいモデルの大国間関係をoperationalizeすると発言)がでてきて、中国の勢力圏という発想を受容する、…というような構図はなんとしても防がなければならない。
— 中山 俊宏 NAKAYAMA Toshihiro (@tnak0214) 2022年2月27日