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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【漫画小ネタ集】ウィッチウォッチ「あんまりシリアスだといろいろ下がる」/カラー回で「作中作品」丸ごと描くらしい…

ウィッチウォッチ。昨年12月の回にこういう台詞があった。


ギャグ、コメディとシリアスを行ったり来たりする作風の作品はいろいろあるし、そういうのは結構シリアス回(王道回)ほど人気があるんじゃないか?……と素人は思うのですが、やっぱりそれは作品それぞれのようで……

この作品の上のコマは「シリアスな会話をしていると、我々のテンション、気分が下がる」というふうに、物語内の話として読むこともできなくはないけど、やっぱりフツーに読めば、楽屋ネタというかメタネタで、「ウィッチウォッチ」においてシリアスな展開が続くと、やっぱり現時点ではあまり読者の人気が出ない、という意味にとるべきだろう。

前作「スケットダンス」の時はどうだったのかな。彼方のアストラは、それほど明確なギャグ回は無かったし。


そして来週発売の回、センターカラーなのに作中作品「うろんミラージュ」で丸々1本描くらしい? こいつも、心に刃を持つ男だ!!




以前のウィッチウォッチ紹介回で、こう書いた。

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……総合格闘技でも、アマレス出身者は無意識にタックルにいくし、柔道経験者は足払いでテイクダウンをとろうとする。
「はじめの一歩」でも、意識を失いかけた一歩や鷹村が、それでも日々の地道な練習で体にしみこませたワンツーが自然と出ることで闘える…という話があったね。

で、篠原健太先生の場合、「奇人変人が主人公たちに、へんてこな悩みを持ちかけてくる一話完結の話」が、それに該当するんじゃないかなと(笑)。スケットダンスでさんざっぱらやってきて、読者を驚嘆させた守護神的なネタ……


これは正しいと思うけど、「篠原健太の守護神」は、また別のやつもあった。つまり今回やる予定の、「作中の中で架空の作品(ドラマだったり漫画だったり、或いはゲームやスポーツ競技だったりのことも)を登場させ、そのイカレた内容を紹介する中で登場人物が突っ込む」というパターンだ。

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にしても、それをセンターカラーの回に持ってくるとは…篠原も、かぶくか!!

…と思いきや、意外とそうでも無かったりする。
ゆうきまさみ「究極超人あ~る」は、編集部も本人も首をかしげる、「なぜか」人気(笑)の作品となり、連載は続いたし、今でも末永く愛されているが、それでもトップ中のトップの人気とはいかなかったらしい。
しかし、それはトップをうかがった回があり……それは本編とは無縁の、夢オチという形で番外設定を描いた「究極戦隊コウガマン」の回であったのだ。


自分でも手ごたえがあり、トップいけるかな?と思ったら、残念ながら2位だったと。そのときの1位は…高橋留美子うる星やつら」最終回だったという(爆笑)

ま、そんなわけで、逆に振り切った、番外編にもほどがあるぞ的な作品のほうが、思わずバズることもあるらしい。
ということで、まもなく、謎の作中作品「うろんミラージュ」の全貌がざっくり明かされる、らしい。

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うろんミラージュ(篠原健太「ウィッチウォッチ」の作中作品)