今期のアニメ、なんと薔薇戦争を題材にしたアニメがあるらしい。マンガ原作でシェイクスピアの『ヘンリー六世』『リチャード三世』原案ということになっているようだ。しかも主人公はリチャード三世で、さらにCVが斎賀みつきさん!
— 猫の泉 (@nekonoizumi) January 2, 2022
TVアニメ「薔薇王の葬列」公式サイトhttps://t.co/GOFeeY4qus
どんな話かはよく知らないけれど、さすがにアニメで薔薇戦争を正面からやるのはちょっとびっくり。
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2022年1月2日
海外も意識しているようで、アニメ公式サイト、いくつかのページで英語表示もある。
ちなみに、薔薇戦争を主題とした本はあまり日本だと多くなかったのだけど、近年は総務省の陶山昇平氏が精力的に紹介された結果、増えた。
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2022年1月2日
トレヴァー・ロイル/陶山昇平訳『薔薇戦争新史』(彩流社) https://t.co/ErL3adeZwe
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2022年1月2日
トマス・ペン/陶山昇平訳『冬の王 ヘンリー七世と黎明のテューダー王朝』(同) https://t.co/qPalwDGKZ3
陶山昇平『薔薇戦争 イングランド絶対王政を生んだ骨肉の内乱』(イースト・プレス) https://t.co/g9af0LmXFq
漫画では昨年、ヘンリー八世の愛人アン・ブーリンがエリザベス女王を出産する話を描く「セシルの女王」がはじまりましたね。作者は、なぎなた部活漫画「あさひなぐ」のひとhttps://t.co/qF3kLmy9lK
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年1月2日
これもびっくりですね。普通に考えると悲劇的な結末しか待っていなさそうですが……
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2022年1月2日
冒頭の場面から逆算して見ると、主人公が残酷なヘンリー王の無道、アン・ブーリンの悲劇を乗り越えて、生まれてきたエリザベスを王位に導き腹心となる、という展開になりそうです。
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2022年1月2日
それなら結末が悲劇というだけにはならなさそうですね。それにしても、狙いどころがすごいです。
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2022年1月2日
…ということで
baraou-anime.com
というアニメ番組がはじまる。というか秋田書店から原作コミックが出ているのか。
www.akitashoten.co.jp
中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。 ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていくが……!?
シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる運命のダーク・ファンタジー!!
そして小学館のビッグコミックオリジナルでは、上にかいたように「あさひなぐ」の小崎亜衣がヘンリー8世、アン・ブーリン、そしてエリザベス女王を描く(といっても原作じゃまだエリザベスは出生しておらぬが)「セシルの女王」という作品が始まったんよ。
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誇り高き女王と、彼女を支えたある忠臣。新時代を築く本格歴史ロマン!!
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時は1533年イングランド。善悪や権力、命の行方さえ不確かな時代に、明日を夢見る少年が居た。
衣装担当宮内官である父に連れられ、12歳のウィリアム・セシルは初めて城へ登ることに。王に仕えることで出世を目論んでいたが、そこに君臨していたのは、傍若無人なヘンリー8世だった。
夢見ていた王宮との差に落ち込んだ少年は王妃アン・ブーリンと出会い、彼女のお腹の中の子……未来の“王”に仕えることを誓うが――