これもまたブクマが700以上つく話題まとめだが、自分の感想ブクマは…
しかしこれでも『映画作りで大トラブル発生、波瀾万丈星人』が侵略にやって来て勝負するから地球代表を出せ、と要求したら人類はコッポラを送るだろ?(日本予選でも黒澤明がいるし……)
https://b.hatena.ne.jp/entry/4694901851471890370/comment/gryphon
※余談だが、この「現在のタイトルとかではなく、いろんなことをひっくるめて、総合的にこのひとが歴代一番だ!」というニュアンスが的確に伝わる
「〇〇〇(※何かの属性)星人と闘う、地球代表を選ぶなら…」という比喩を考えたのはこの人。あらためて感謝する。
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そもそも、順風満帆、波風なくきちんと当初の予定通りにスケジュール・予算を収めて作品を作り上げるのが自慢、という人は少なく・・・・・・・・いや、そういう路線のひとも、あれとかこれとかいるんだけど(またその人の中には、俳優、役柄としてはアウトローな感じが強い人がいたりして面白いんだが)
それでも、やっぱりそもそもあれだけ壮大に人やカネを使う短期間のプロジェクトでは、トラブルが発生するほうが普通だろう。
そういう逸話や記録が、結果的にカタチとして記録に残っているか、だと思う。
そしてそうなればそもそも、そういう逸話や記録を残したい知りたい、という欲求や動機は名作のほうがより強くなるので、結果的に名作を作った監督のアレな逸話制作時のトラブルが記録に残りやすいのだろう。
風につづるしかなかった手紙 あなただけは読んで
雪でつくるしかなかった形見 あなただけは抱いて
記された文(ふみ)だけがこの世に残ってゆく
形ある物だけがすべてを語ってゆく
叫べども あがけども だれがそれを知るだろう
www.youtube.com
https://j-lyric.net/artist/a000701/l00f4ce.html
そういう点では、そもそも映画作りの場に、メイキング班を設置して、映像を残したものが一番強い。残念ながら最初に語られた「カリオストロの城」に、そういう映像は恐らく無いと思う。
だが。
フランシス・フォード・コッポラ監督が、歴史的問題作「地獄の黙示録」を撮りあげるまでを、ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録 [Blu-ray]
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ホドロフスキーは張り切っちゃうんだけど、その準備に声をかけた人がすごいんですよ。
皇帝の役は誰だ?サルバドール・ダリ!
何とか役(失念)は誰だ? オーソン・ウエルズしかない!
主人公は、まだ若い時代だけどXXX(失念、だがのちの有名人だ)…もうそのキャスティングだけですごい。大方はちゃんとオファーして、了承も取り付けてたんですよ。
で、美術には・・・フランスに、なんか才能のあるやつがいるぞ!!と声を掛けたのがメビウスです。
ほかのデザインで、「自分は映画の仕事なんてやったことはない…」としり込みする人も声を掛けて「だいじょうぶ、お前には才能がある!俺が言ってるんだから間違いない!」と強引にやらせた…その人が、のちにエイリアンをデザインしたギーガー(笑)メビウスはこの仕事にかなりノっていて…(後略)
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本作の監督であるフランク・パヴィッチはこう語る。「ホドロフスキーは映画を完成させたかったのか、世界を変えたかったのか。もし世界を変えたかったのなら、それは達成されたのだ」
『未来世紀ブラジル』や『バロン』などで知られるテリー・ギリアム監督は新作『ドン・キホーテを殺した男』の製作に着手した。製作費50億円、出演はジョニー・デップにヴァネッサ・パラディなど豪華極まる。しかしクランク・イン6日目にして、本作は撮影中止に追い込まれてしまった。なぜか?
世にメイキング・フィルムは数あれど、史上初の作られなかった映画のメイキング・フィルムとして異彩を放つ、画期的なドキュメンタリー映画。映画製作とは、時に映画そのものよりもドラマティックであり、失敗すらも感動的であることもままあることを痛感できる必見作である。なお、ドン・キホーテを題材にした映画はこれまでにも幾度かトラブルが発生しているというが、これも何かの因縁か?(的田也寸志)
昔の円谷プロの資料を読んでると、よく出てくる言葉
— ちょご (@chogo2009) November 28, 2020
「予算超過」
「スケジュール遅延」
「実相寺昭雄が好き勝手やったんで、怒鳴ってやろうと探したらニコニコして謝るので怒れなかった」
「飯島敏宏に立て直しを頼んだ」
そして、ジブリも近年は………
『エンディングノート』の砂田麻美監督が贈る
“スタジオジブリ"の真実の物語。≪ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル≫
砂田麻美監督作品
『夢と狂気の王国』ジブリのドキュメンタリーと称する作品は数々あったが、
ジブリを題材に映画を作る、そう考えた人はだれもいなかった。
今回、そう目論んだのが、砂田麻美。
2011年、『エンディングノート』で一躍脚光を浴びた若き女性監督が描いた最新作。本作品は『風立ちぬ』(宮崎駿監督)、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)の2作品を同時に制作中だったスタジオジブリに約1年にわたり密着した“映画"として2013年11月に全国公開されました。今回が初のブルーレイディスク化となります。
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どうせなら「ゲド戦記」でこれは作れなかったのかっ。 まぁ、最初に書いた法則の関係で、あまり見る気が無いっちゃないけど。
って記録みたいなのはある。
www.ghibli.jp
日本代表はやっぱリ…反こんぷらいあんすでは宮崎駿を軽く超える!!
このへんはまだいい。なんたって合法の範囲だ。
=====コンプライアンスの壁=========
野生の本能が「この男はヤバイ」と気づかせる存在、それがクロサワ。
男塾なら「悪い予感がするのう」のコマしかない。この顛末は・・・・・・
落語「厩火事」じゃないんだから(焼けるのは野武士の本拠地です)。…てか、その二者択一なに??
ちなみにこの作品、黒澤プロダクションの田畑稔氏が文章を寄せて、作品に痛烈な不満を表明する変わった作りになっている…変わったというか、何かいろいろとこう、水面下であったかのようなつくりというべきか。
完全なノンフィクションではない漫画作品ですらそうなるのだから、やはり日本代表の地位はまだまだパヤオにはゆずらない、となろうか。
余談
ブクマより
「映画作りでトラブル星人」が『地球代表を出せ』と要求したら、宮崎駿を出す?いや奴はまだ小物… - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-b.hatena.ne.jpトラブルの規模だけならFFとか天国の門(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%96%80" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%96%80</a>)の監督とかも考慮に入れても良いのでは。
2020/11/30 09:20
そもそも、映画作りの苦闘や監督のアレさを面白おかしく書いたブログ記事を、はてな内でもいろいろ読んでいるのだけど…それがどこにあったかまでは覚えていない
可能な限りサルベージすると・・・・・・・
なんだ、ほとんどここじゃないか。
type-r.hatenablog.com
タイトルが変わったから、わかりづらくなったんだよ!!……って、うちも同じか。