…スマートフォンの自社アプリを使った情報配信を取りやめる企業が相次いでいる。女性向け動画配信サイトを運営するC Channel(Cチャンネル、東京・港)は9月末に自社アプリを終了した。コーセーも化粧品ブランドの販売促進をSNSに切り替えている。「スーパーアプリ」が台頭し、消費者が使うアプリの数が減っていることが背景にある。
(略)自社アプリに見切りを付けるのは、広告収入に頼るコンテンツ事業者だけではない。顧客との接点を重視する企業も、戦略をシフトしている。
例えばコーセー。数年前から「雪肌精」など化粧品ブランドごとに独自アプリを作り、ポイントや新製品情報を配信していたが、8月末までにほとんど終了した。現在は14ブランドで計40強のSNSアカウントを持ち、そこからの情報発信に切り替えている。
訪問者400万人超
宣伝部PR課の川添慎太郎課長は「アプリはメンテナンスなどの運営費用が高い」と打ち明ける。ダウンロードする手間を嫌がる消費者も多いため、ウェブサイトと二重投資しなければ情報を届けられなくなっていた。
www.nikkei.com
さもありなんというか、こういう身近なテーマに気づいて記事にしたセンスがいい。
アプリって、スマホという家に置かれた荷物だものな。徐々にスペースが埋まっていくのが、なんともうれしくない。何か実用的な機能(万歩計とか)があるなら別よ?だが情報なら、ブラウザ経由で見られる方がずっといいわ。
コロナ対応で、公的機関が防疫などに役立つアプリを開発する動きも多いけど「それ、ブラウザでできない?」も洗いなおす必要がある