面白さが極まって、説明できなくなってしまうことを「語彙力を失う」と表現するのも、考えてみりゃネット界隈オタク界隈の生んだ新語のひとつなのだが
このブログも本当にタイトルだけで「傑作」「絶好調」「なかなかに難しい問題」「神がかり」「とんでもない」……などなど、本当に順調に誉め言葉を消費し続けてしまい、実際にそろそろ、使える語彙の在庫がヤバい(笑)。
タイトルの語彙が尽きていく展開↓
m-dojo.hatenadiary.com
だが…今回、最新のモーニングに載っているのは、第137回か。
見た目は10代!! 潜入捜査のプロ「くノ一」黒田カナの本領発揮。137「怒メスティックな彼女」は本日発売のモーニングにて。かるーく覚悟してお読みください。 #ハコヅメ #交番女子 #モーニング だけでなく #Dモーニング #COMICDAYS でも連載中 pic.twitter.com/Wy6Nnd9ro2
— 交番女子/ハコヅメ公式 (@KOBAN_JOSHI) October 15, 2020
これなあ、誉め言葉が尽きるのを心配しなくて済んだ。
実は、スゴイんだけど、内容をちょっと詳しく紹介して褒めようとすると、相手の「罠」にはまってしまうのだ。ちょっと、いろいろ「張り巡らされ」ていて、触れずに動けないのだ。

だから、少なくとも内容紹介、レビューとしては、中に入ろうとしたがそれを断念して、同じ道でそっと引き返すしかない。
だから、別の視点から書いておく。
「ブラックジャック創作秘話」のどこかの回だったと思うが、かの手塚治虫は、弟子たちに「まず16Pの短編を描きなさい。16Pで、すべての話やキャラを説明するスキルを身に着ければ、何でも描けるようになる」とアドバイスしたという。
今回の話も16Pの、一話完結だ(作者と編集者…この前みたいに、この少しあとで、この回自体がなんかの伏線だったとかいうなよ!!)
で、おそらく登場人物のバックグラウンド、まったく知らない、彼らが初登場だというような前提であっても、物語はまったく支障がない。つまりこれは、完全読みきりの短編としても読むことができる。
だから、この作品未読の方は、「今回」から読み始めてもいいのではないか。
あまり講談社的には言ってはいくないのだろうけど(笑)、今回コンビニとかそういうところで、この16Pだけを「立ち読み」してもいいのではないか……
まあ、少し待てる人は、約半年待つとコミックDAYSである時期だけ無料公開されるようだし、
90ポイント払えば読めるようだ。
comic-days.com
そして、もうひとつだけ言うと「すべてのコマ、すべての台詞をひとつづつ覚えるつもりで読み進めていきなさい」と。
