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「客観性も公平性もない」…丹羽文生氏、東京新聞に東京新聞批判を掲載。「本紙の主張に合わせたら、それこそ”御用執筆者”だ」

2020年10月11日東京新聞「新聞を読んで」。

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東京新聞東京新聞を批判した、丹羽文生氏(2020.10.11)

やはり、政治学徒としては取り上げておく必要があろう。安倍晋三長期政権の評価 についてである。これまで厳しい安倍批判を繰り広げてきた本紙は「国政の私物化」(9月7日朝刊5面 「社説」)、 「最後は力でねじ伏せる」 (同11日朝刊5面「社説」) と辛辣な言葉を使って料弾している。
なかんずく、辞任会見翌日 の「こちら特報部」(8月29 日朝刊24面、25面) は、政治的スタンスを一にするコラム ニストたちのコメントを並べ、「ゴマ化しやウソや強弁でここまで引っ張ったのは、 ある意味ご立派」と皮肉たっぶり。客観性も公平性もなく 、読んでいて気がめいった。

こう指摘すると、本コーナーのファンから政権擁護の 「御用評論家」とのレッテルを貼られるかもしれ ないが、新聞批評を任された以上、本紙の主張に合わせるつもりはない。 仮に迎合すれば、それこそ本紙の「御用執筆者」 になってしまう。
 |もちろん、筆者は、安倍政権の7年8カ月を全面的に評価しているわけではない。モリカケ・サクラはもちろん、終盤の新型コロナ…(後略)


この欄は「紙面批評」であり、ここはある程度紙面への辛口、批判的な文章が載るのがデフォルトである。立花隆氏が70年代にすでに報告した米紙の「オンブズマン」制度、オプエド制度などはすでに知られ、日本でもすでに導入されて…は、いる。

それでもなお、ニュアンスというか度合いというものはあるもので、やはり紙面で紙面にここまで直截に批判を投げつける、という例はあまり見聞きしない。


そして、「たとえばアメリカ大統領、中国国家主席を批判するより、日本国首相を批判するよりは、身近に執筆の場を得ている媒体を批判するのがむつかしい」「御用評論家と同様に『御用執筆者』がいる」というのも、なかなかにするどいところを衝いた何かであろう。
さらにそしてそして、つまりはこれを載せる東京新聞も、評価に値するのではないか。


と、感心したのでこうやって記録に残すのです。

「日中問題」という「国内問題」

「日中問題」という「国内問題」