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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

品不足や値上がり、その解消(過剰化)の時「どのタイミングで話題にするか」ということ。

マスクにわかに飽和状態 道路脇や自販機、商店街を席巻

新型コロナウイルスの感染拡大とともに姿を消したマスクが、にわかに街角に並び始めた。各地の商店街で衣料品店や飲食店の軒先を陣取り、自動販売機や道路脇でも売られるまでに。中国などからの輸入品が多いとみられ、飽和状態にすらなりつつある。

マスクだらけの商店街
 雑貨店などが所狭しと軒をつらねる兵庫県尼崎市の三和本通商店街。4月末、20店ほどの店頭に箱や袋に入ったマスクが並んでいた。2枚で税込み500円の洗えるマスクもあれば、30枚3千円の使い捨て用もあった。一部の店主によると、同月中旬からマスクを扱う店が急増したという。
(後略)

www.asahi.com


いちおう、この記事の拙ブクマをこっちにも記録しておく。

朝日も記事にしたか。記事内にもあるように、現象は少し前から発生していた。どこで「話題」になるか、どこがどの時点で「マスク出てきたよ」と語り始めたか、そのへんの間合いのほうが面白い。

そう、この記事では文章で「4月中旬からマスクを扱う店が急増」とあり、写真も4月末のものだった。それがほかの取材や調整などもあり、1週間後の掲載だったのだろう。

twitter界隈では、やはり4月中旬から下旬にかけての話題となっている。

togetter.com
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医療防護服やフェイスガード、アルコールやハンドソープ、はてはホットケーキミックスもそうだが「不足してきた、品薄になった」「その不足が復活してきた」という現象は「どの時点から」話題になるのか、それも「どこが話題にするのか」という問題がついて回る。
街で不特定多数の目撃例を集めていけばそれは話題としては早いだろうし、関係者の証言などを集めたり、行政の公的発言や、統計情報などを入れたくなればそれはその分遅くなる。

むかし、週刊文春編集長時代の花田氏は、連載コラムニストの選定にあたって、メジャー性も必要だという話で「メジャーとマイナーの基準は?」「俺が知らなきゃマイナーだ」と語った。
良くも悪くもそういう部分はある。同時に品不足やらその解消やらは、こういう記事が「予言の自己成就」になることも多い。


なんにせよ、この種の話題はそんな「話題になるタイミング」にも注目を。