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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

『感電した人を助けるには「ドロップキック」』との話題を見て、この技皆知ってる!とやや感慨。でも、今後は…?

7万近く閲覧されている話題のまとめ。
togetter.com
その感想はてぶ
[B! 感電] 入社10日目で上司が目の前で感電し業者さんがドロップキック!『もうちょっとで感電するところだったわー』 - Togetter

この話は有名、というかその種のマニュアルや教科書に載っているような定説で、過去にもまとめがあるらしい。

togetter.com


まあ、この感電被害者に迂闊に触れる、触れられると感電が伝染していって被害が増える、というのはギャグマンガなどでも定番っちゃ定番だし、電気の性質から言っても腑に落ちる。

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小賀ちさと @oga_chisato 先生『只野工業高校の日常』https://twitter.com/oga_chisato/status/972450675798900736



で、最初のまとめに自分はこうブクマをつけた。

入社10日目で上司が目の前で感電し業者さんがドロップキック!『もうちょっとで感電するところだったわー』 - Togetter

ドロップキックは実戦的では無い、とUWF台頭時代からさんざん言われていたけど、こういう意味では「実戦的」なのか/にしてもプロレスがマイナー文化である今『ドロップキック』を知らない人とかいないかな?

2019/09/07 08:08
b.hatena.ne.jp


そう、実に弱気な心境なんだが……いや、どこかで実際にそういうツイートなり記事を読んだんだよな……いま現在の、お子様たちですよ、いや、思春期前半の子とかもかな……。そういう子は、プロレス冬の時代に生まれ、その後艱難辛苦の末に、ブシロードがお金も頭も使って新日本プロレスを復活させ、ガチ総合を逆に撃退し(笑)、いまは存続という点では、何の心配もないぐらいに回復させてはいる(拍手)。でも良くも悪くも、それはCS・BS多チャンネル、ネット配信前提の、コンテンツ飽和時代に特化適応した形での復活。現在のプロレスは、少なくとも地上波では、土曜深夜の30分番組。
そして思い返せば、ここ20年ばかりプロレス漫画の大ヒットもない…と言っていいよね??

つまり、いまの小さい子〜思春期ぐらいの子は、環境次第によっては「プロレス」を、好きも嫌いも実際に目に触れていない可能性があり、「プロレスにだけ登場している光景、シチュエーション、専門用語」が通じなくなってる可能性もあるような、ないような……気がするんです。


別にエビデンスはない(かすかに記憶が残ってる過去の誰かのツイートぐらいだ)けれども

ドロップキック
バックドロップ
パイルドライバー
タッグマッチ
バトルロイヤル
デスマッチ
空中殺法
ヒール
ビーフェイス
乱入
・・・・・・・・・・・・・なんて用語、プロレスを見ていないけど知ってるよ、という人が存在してるなら、それは力道山ジャイアント馬場アントニオ猪木タイガーマスクビューティペア極悪同盟クラッシュギャルズ大仁田厚、そして闘魂三銃士と全日四天王、棚橋&中邑…らが紡いだ努力のたまものだろうけど、同時に「地上波テレビが王様」
な時代のテレビの力だった。ゴールデンタイムからの転落は80年代末からではあろうけど、当時はネット配信なんてライバルはなかったし……


まあ時代の流れに抗すべきものもないし、今後の復活劇もあるかもしれない。そもそも俺の心配が杞憂で、なんやかやで、上の言葉は当のプロレスがマイナーになろうと、日本語の語彙の中に完全に定着したかもしれない。


そこのところ、皆さんも世相を「観察」してみてください。もし、普通の若い子で「ドロップキック」や「タッグマッチ」の意味を知らない人を見つけたらご報告を(いや、別にしなくていいけど)。

【日曜民俗学

余談。ほんとに感電者をドロップキックで助けるとして、受け身は注意を

入社10日目で上司が目の前で感電し業者さんがドロップキック!『もうちょっとで感電するところだったわー』 - Togetter

ドロップキックは両足でやるのが作法なんで落ちたときに尻を打って痛いので上手に受け身を取らないと後頭部か尾てい骨やられるので注意。尻から落ちて両手で地面を叩くんやで!

2019/09/07 05:11
b.hatena.ne.jp
と、id:hdampty7さんが書いていて、…うん、この主張というか流派も分かるんだけど、自分も何百回とドロップキックを実際にやった経験から、少々の異論があるのよ。

尻から落ちて受け身を取る方法もありだけれども、空中で体をひねってうつぶせに落ちる方がいたくないしダメージ小でしょ??と。

このふたつの違いは流智美氏が以前、めちくちゃ…というか必要以上に詳しく論じていて、アントニオ猪木が、この尻落ち受け身バージョンから、うつ伏せ受け身バージョンに変化した、と言われる。
動画さがすか、動画
www.youtube.com

ああ、この映像でもほぼ9割が「うつ伏せ受け身」で、尻受け身は、たとえば2分14秒の場面…日本プロレス時代の若獅子アントニオ猪木が、マスカラスにやったぐらいしか映像が無いや。
これが要はクラシカルなDropkickで、それがうつ伏せ受け身に変わっていった…と流智美氏は言うのだけど、よく考えたら世間的にはどうでもいい話だ(笑)

ただ、一周話が回って、本当の感電現場でドロップキックをやることになった場合はちょっと必要な知識かもしれない。まあ、すぐにはできない、練習あるのみ。

実は、往年のプロレス・ネット論客で、ときどきコメント欄にいらっしゃるPoetさんが、ドロップキックの名手であると聞いたことがある。