今度、これが発売される。
発売日 : 2023/9/15
2022年10月1日、享年79。
不世出のプロレスラー、アントニオ猪木は死んだ。
わたしたちは「猪木ロス」を乗り越えて、問わなければならない。
わたしにとって、あなたにとって、プロレス界にとって、時代にとって、社会にとって、アントニオ猪木という存在は何だったのか。
アントニオ猪木とは果たして何者だったのか。
哲学者から芸人まで独自の視点を持つ7人の論客が、あらゆる枠を越境したプロレスラー、アントニオ猪木という存在の謎に迫る。
全て書き下ろし。
発売日 : 2023/10/25
『昭和プロレスを語ろう!』で好評を博した小佐野氏と二宮氏がジャイアント馬場・アントニオ猪木という、昭和プロレスの熱狂を支えた両巨頭を語り尽くす! 日本プロレスを牽引した二人がやがて袂を分かち、色合いの違うプロレス道を歩いた足跡や名勝負を振り返りながら、その裏にあった二人の本質的違いなどなども探る一冊。
で、
それを機に、表題の疑問点を再確認してみた。
アントニオ猪木の命日は、2022年〈令和4年〉10月1日。
発売日 : 2022/4/18
まえがき 「猪木」という一灯
第1章 VS.世界
世界を舞台にする猪木/INOKIの名を世界に轟かせた/「アリは日本語で言えば蟻」/躁と鬱を繰り返す猪木/木村政彦の予言/アリ・キック炸裂!!/本当は猪木の判定勝ちだった/UFCに嚙みついたアリ/猪木の凄みを見せつけたパキスタンでの死闘/待ち受けた3000人のギャラリー/「よしっ! 張れ! 」/「“ガコッ"と音がした」/「猪木は、さすがだよ」/17歳の少女/“かの地"での大勝負/師の故郷に立つ/「もっと美味いビール、ねえのかよ……」/「日本のプロレスは凄いなあ」/「闘魂」
第2章 VS.好敵手
存在を際立たせるライバル/「実現にあたり、3億円出してもいい」/始まった挑戦/「ま、ご苦労さん」/38歳までに引退/「おまえ、いいよなあ」/プロレス会場に金属探知機/大物シンガーも興奮/「伊勢丹事件」の詳細/決着はリングでつける/「刺激」という脱線/「人生の勝負は俺の勝ちじゃないか」/記念碑に刻まれた巌流島対決/試合の発案者/試合開始/「死ぬまでやろう」/2時間5分14秒
第3章 大勝負
猪木、名勝負の裏にあるもの/20年ぶりの昭和巌流島対決・ストロング小林戦/「力道山VS木村政彦」以上の試合/「板橋暴動事件」/コタツで丸まっていたストロング小林/ファンへの恩返し/猪木のジャーマン・スープレックス/再び、プロレス黄金時代/1対3ハンディキャップマッチ/いびつな勧善懲悪/髪切りマッチの余波/始まった変則タッグマッチ/第1回IWGP/猪木と大物記者の邂逅/猪木VS世間の目/全会場満員! 新日本プロレス・ブーム/大反響のシリーズ/衝撃の結末/客を驚かせ、満足させる
第4章 政界
猪木と政界/スポーツ平和党で出馬/幻に終わった選挙ポスター/90万人と握手/政治とスポーツは別?/講演中の惨劇/瀕死の闘魂/知られざる数々の活動/「遅刻のプロの、猪木くん」/スポーツを通じての人間形成/「孤独な闘い」イラクの人質解放/いざという時は、自分が代わりに/「人間の心を忘れた奴は、ぶっ殺してやる」/フセインに手紙を書く
第5章 美学
リング外でも波乱万丈/倍賞美津子との出会い/文字通りの「ビッグカップル」/「人生は一寸先はハプニング」/「あなた1人くらい、私が食わせてあげる」/現在も続く交流/「さん」付けで呼ぶ/流行語になった「片手で5分」/日本テレビが新日本を中継!?/坂口を動かした一言/猪木からの学び/「社長が謝らないと……」/頭を下げる意味/ファンより自分の生き方/「行けばわかるさ」
あとがき 「山師」という原像
発売日 : 2022/5/17
“燃える闘魂”と“東洋の巨人”の終わりなき物語。
昭和のあの頃、金曜夜8時に「男の子」はみんなテレビの前にいた--。
アントニオ猪木とジャイアント馬場は力道山門下で同日デビューし、やがて最強タッグ「BI砲」で頂点に上り詰めた。
その後、独立してそれぞれの道を歩み、二人は仁義なき興行戦争へと突入していく。
プロレスラーとしての闘いからプロデューサーとしての闘いへ。
猪木と馬場のライバル物語を追うことは、もちろん日本のプロレス史を辿ることであるが、本書の内容はそれだけではない。
プロレスの本質を理解するための視座を伝える一冊である。◆目次◆
第1章 宿命のライバル
第2章 青春のプロレス
第3章 新日本プロレスと全日本プロレス
第4章 馬場のプロレス観と猪木のプロレス観
第5章 “格闘技世界一決定戦”猪木VSアリ
第6章 馬場プロデューサーと猪木プロデューサー
第7章 “昭和プロレス”の終えん◆著者略歴◆
斎藤文彦(さいとう・ふみひこ)
1962年、東京都杉並区生まれ。
プロレスライター、コラムニスト、大学講師。
オーガスバーグ大学教養学部卒業、早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツ科学研究科修了、筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻博士後期課程満期。
在米中の1981年より『プロレス』誌の海外特派員をつとめ、『週刊プロレス』創刊時より同誌記者として活動。
海外リポート、インタビュー、巻頭特集などを担当した。
著書は『昭和プロレス正史 上下巻』『忘れじの外国人レスラー伝』ほか多数。
発売日 : 2022/12/16
アントニオ猪木がついに亡くなった――。この不世出のプロレスラーが50年前に旗揚げした新日本プロレスは、キラ星のごとくスーパースターを輩出してきた。藤波辰爾、長州力、前田日明、藤原喜明、タイガーマスク、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガー・ジェット・シン、橋本真也、棚橋弘至……。プロレス取材60年の著者が秘話で綴る「闘魂伝承」。『新日本プロレス 12人の怪人』の増補改訂版。
※生前に出た新書の「増補改訂版」であることには留意の必要があるだろう。
ほかにありますかね?
あったら教えてください。
こうやって見ると、少なくとも「新書」では、猪木の逝去を受けて書かれた本はほとんどなく、1年経ってやっと発売される、ともいえる。
2022年に出版が多いのは「新日本プロレス創設50周年」にかかっていたことにもよると思われる。
(新書に平均、どれぐらいの準備期間をかけるか、という話にもなるが、これは語り下ろし、対談本、今回のような複数論者の寄稿など、手法がいろいろあるので一概に言えないだろう。)
さて、新書以外では多くの追悼本、回想本が既に多数出ている。新書ならではの、何か個性を打ち出せるのか、どうか。
プチ鹿島氏も執筆中とか
新書、ということでいいのかな?
現在プチ鹿島さんも執筆中で、先日は新間寿を取材したそうです。
— 𝙠𝙖𝙟𝙞𝙤_𝙪 (@kajio_u) 2023年9月16日
今回の放送で、グッときたフレーズ。
— nakamura_2323 (@23Nakamura_f) 2023年8月6日
オレが金を払って支えているという選民思想。
鹿島さんが執筆されている猪木本、絶対に買います!。
東京ポッド許可局 TBSラジオ
2023/8/5(土) 26:00-27:00 https://t.co/9nomdUSAGy #radiko #マキタスポーツ #プチ鹿島 #サンキュータツオ #tokyopod
ドキュメンタリー映画の公開準備も進む。
映画『アントニオ猪木をさがして』公式サイト
gaga.ne.jp
https://gaga.ne.jp › inoki-movie
猪木から多大な影響を受けたプロレスラーや各界の著名人たちが、猪木の偉大な足跡を辿る旅に出るドキュメンタリーパートをメインに、猪木から力を貰った名もなき市井の男の ...
gaga.ne.jp
余談。あなたが編集担当になったつもりで「7人に猪木追悼文を頼むとしたら?」
最初に紹介した集英社新書がそういう形式なのでふと思いついた。
【問題】貴方に「アントニオ猪木を論じる新書を編集してください。ついては、執筆してくれる7人を人選してください」との依頼が来たら、どんな7人を選ぶ?https://t.co/amNI6klNqv
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) September 15, 2023
アングラ出版社が作る通俗まみれ【猪木本】
— NOVA (@NOVA4652) 2023年9月15日
≪執筆者≫
加治将一、板坂剛、ジョージ土門、山口日昇、柳沢忠之、マイティ井上、永島勝司
(土門氏はご健在?
力道山、豊登、ジャイアント馬場、カール・ゴッチ、山本小鉄、モハメド・アリの6人は外せない…つまり、大川隆法が死亡してからそんな新書を計画するのが遅かったのではないかな?(ニヤリ)
— WACONGO (@WACONGO120) 2023年9月15日
坂口征二さん
— マコちゃんに叱られる (@makoto211293) 2023年9月15日
藤波辰爾さん
藤原喜明さん
大塚直樹さん
中邑真輔さん
古舘伊知郎さん
倍賞美津子さんでいかがでしょう。
倍賞美津子
— ぶる〜の (@shin10276707) 2023年9月16日
坂口征二
藤波辰爾
佐山サトル
ターザン山本
吉田豪
ミック博士
ではどうでしょう
渕正信(全日から見た猪木)、小橋健太(オレンジ色のニクい奴は全日版若獅子だったのか)、百田光雄(父の付き人時代からの猪木)、力(父というフィルターを通して見た猪木)、ヴァリッジ・イズマイウ(バードへの接近とジャングルファイト)、棚橋弘至(エデンの東)、ミスター高橋(青の洞門)
— ペドロ遠藤 (@PedoroEndou) 2023年9月16日