INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

昨日の記事続報。つまり「ちばてつやが『てへぺろ』の元祖」なの?/というか「失敗で舌を出す」しぐさの起源は?【創作系譜論】【日曜民俗学】

【創作系譜論】【日曜民俗学】きのうの記事から、議論をつづけます。いや、続ける気なんか無かったんだけど…

m-dojo.hatenadiary.com

という記事を書いたー。資料を提示したー。(大前提として、上の記事をちょっと読んでね)

たくさんの反響をいただき、感謝ですが…
b.hatena.ne.jp

そこにこういうのがあった。


ちばてつや回想「女の子が舌を出し『いけね』と言う場面を描いたら、圧倒的反響があった」 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

元祖テヘペロ

2019/11/08 14:56
b.hatena.ne.jp


元祖てへぺろ!!!!そうなんだよ!!!!
自分も、このブログで長年「〇〇という言葉、あるいは概念の歴史・元祖をさぐる」みたいなことやってきた、ベテランではあるつもりだ。
これが、その財産の保管場所だぜ。
togetter.com



のだが、しかし、上の話題を面白がって紹介した時も、それと「てへぺろ」を結び付ける発想は無かった!!!!
これが集合知っていうやつの醍醐味で、自分が上の書を読んで「へえ、おもしろいな」と思っても、それを覚えているだけではこんな発想には到達しない。上の知識、情報、事実を、SNSという公開の市場に陳列したからこそ、こういう発想が生まれるのだ。

そんなことに感動しつつ、
もうひとつ、この前の経験で言いますと「ぼくが〇〇の元祖だ」とか「ぼくがXXのタブーを最初に破った」とかいう感じの「自慢話」は、けっこう重要な道しるべ、マイルストーンになるんですよ。
何が元祖かなんて、後が残ってなきゃ探すのが大変だけど、「おーい俺が元祖だぞう」と名乗りを上げてくれたひとがいれば、真偽はあとから精査するとはいえ、やはり一応の目安になる。これは海音寺潮五郎が「千利休は『美』を武器に、豊臣秀吉と堂々と対決した一代の英雄である…という評価、キャラ付け(なんて言葉は当時無いけど)は私がやったのである」と名乗りを上げてくれたおかげで調査がはかどった経験からも言える。
(これ参照)

・・・そして思うのだが、歴史解釈や人物解釈、あるいは物語、人物造形のパターンを最初に打ち立てたと自負する人は日本的美徳を捨てて、後世のために「僕が元祖だ!!」と堂々、自称していただけると大変ありがたい(笑)。それが自身の過大評価で、前例があったとしても、非常に大きいとっかかりができる。
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とにかく、今後の「てへぺろ研究」の一里塚になるでありましょう。


だがそもそも…少年漫画の「男の子」はやってた? /というかてへぺろの「ぺろ」…つまり自分の失敗時などに「照れ隠し」で「舌を出す」というしぐさっていつから?普遍的なものなの?

という、大問題が立ちはだかる。
ちばてつや先生の回想も、<少女漫画のヒロインに「『いけね』と言わせ舌を出させたら大反響」である。明朗快活な少年主人公や、わき役のコメディリリーフなら、通常やっていたしぐさ…である可能性のほうが高い。

どーんぢーん どーんがらがった 国松さまのお通りだい。


しかし、だとしたらいつからこんなしぐさを日本人はしはじめたんでしょうね。
舌を出して相手に敵意や侮辱を表す「い--っだ」には関係あるんでしょうか。海を越えた諸外国でもこういうしぐさがあって、それは世界共通の、人間の生理的な何かなのでしょうか?
それとも中世近世からの伝統?或いは明治以降の「創られた伝統」?

創られた伝統 (文化人類学叢書)

創られた伝統 (文化人類学叢書)

うん、わからんね。ここから先はだれかに、まかせよう。

ま、そんな問題提起をして放り投げる。○ミ\(・_・ )トゥ ←丸投げ


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