脱北者の話つづき。新橋駅で(たぶん発車の案内)音楽が流れてきて「なんで金日成の革命歌が…。ここ日本のはずだよね」と仰天。「この音楽聞いてよ」とソウルにいる脱北者に電話して、2人で絶句したらしい。調べてみたら鉄道唱歌のメロディを北朝鮮が流用してた、と。
— 澤田克己 (@SawadaKatsumi) October 20, 2019
YouTubeで聞いてみたら本当に同じだ。マニアには有名な話のようですが、何も知らない脱北者が東京の駅でいきなり聞いたら、そりゃ驚くわなぁ。
— 澤田克己 (@SawadaKatsumi) October 20, 2019
なお固有名詞については
知りませんでした。
— 峰村健司 (@minemurakenji) October 20, 2019
新橋駅ではなくて品川駅ですね。https://t.co/p5kApgQyPt
www.youtube.com
リツイートが増えているので一応貼っておきます。
— 峰村健司 (@minemurakenji) October 21, 2019
北朝鮮軍歌 "反日革命歌"https://t.co/3rEg2zzls0
戦前は、「替え歌」ともちがって、流行した曲で、別の歌を作るというのは一種のスタンダードでありました。「歩兵の本領」が「メーデーの歌」になったり「抜刀隊」が「ノルマントン号沈没の歌」になったり、てのが有名で、かつての日本の軍歌流行歌が、北東アジアで別の歌になるのもこれだけではない(確かモンゴルにも、一般レベルで知られているこういう歌があるはず)。
[初音ミク]歩兵の本領
聞け万国の労働者 【初音ミク】
www.nicovideo.jp
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だが、脱北者があれやこれやの苦難を経て日本にきたら、『その音楽』が日本有数の主要駅から流れた時の感情、緊張感もこれまた想像に難くない。
一種異世界というか、「別の歴史をたどった世界に飛んでしまった」感。いつも心に高い城の男。
あるいはこの前紹介した「国境のエミーリャ」。
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