INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「面白さ」直売の時代に…『いま、放送・構成作家の成り手は皆ユーチューバーになる』





伊集院光がラジオで語った「かつて放送作家を志望したアイデアマンは今は自分でYouTuberになってしまう」は切実な問題では。ADならばひとまず若くて体力がありハキハキしてれば誰でもOKだろうが、作家は別。商業誌に描くプロの漫画家よりコミケの人気作家の方が立場も収入も上みたいな現状と一緒か

自分は、昔同じことを、こういうふうな切り口で書いた。
「インターネットが発達すれば、ファンロードは必然的につぶれる」。

m-dojo.hatenadiary.com
「これじゃあ『ファンロード』の存在価値が無くなるなあ」と。
面白いことを思いついたら、(まだブログという概念は知られてなかったが)掲示板や自分のサイトにアップする。
物理的にはがきを書いて投稿する手間も、センスが選者と合わずにはねられることも、一部にはオオウケだが一般には?というジャンル限定の笑いが排除されることもない。
選択、選別はいったん公開されてから、それが引用されるか、記憶に残るかで決まっていく。

しらずしらずのうちに、投稿するような人はみんなこっちのほうを選ぶんじゃないか?と思った。

同様の話を田中圭一氏はこう語る
「連載の近道は持ち込みじゃなくて、毎日twitterに作品をUPすることだ」

togetter.com


「面白さ」に限らず、どんなものでも「産地直送・直売のフリーマーケット」ができたら、卸問屋にいい品を卸す人が、少なくとも数・割合としては減る、というのは事実だろう。メルカリができれば、ブックオフに本を売る人は減る、これアタリマエ。

まあ、そういうものだと思って観察し続けるしかない。

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