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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

所ジョージ名言『完成度は低くていいから完成させてみな』/FBの社是『Done is better than perfect.』

これに当方がブクマしたのが

桝本壮志 ますもとそうし on Twitter: "所ジョージさんの番組を10年ほどやってるんだけど『完成度は低くていいから完成させてみな』って言葉はずっと頭に残ってる。どんなに不出来でもゴールする経験を重ねると完成させるコツを覚えてくる、そしたら完成させる感性が身についてくる。って知れたのはモノ創りの支柱になりました。"

「完璧を目指すよりまず終わらせろ Done is better than perfect.』という言葉とも、ブクマで紐付けしておこう。 <a href="http://hagex.hatenadiary.jp/entry/20120208/p5" target="_blank" rel="noopener nofollow">http://hagex.hatenadiary.jp/entry/20120208/p5</a>

2019/05/16 06:48
b.hatena.ne.jp
ここから経由しても詳細が分かるが
hagex.hatenadiary.jp

一部では、「創業者ザッカーバーグの言葉」と誤解されているようだけど、それはそれで、フェイスブック社がモットーにしている言葉、でもあるそうです。

所ジョージ氏も、彼が思いついた言葉かどうかはともかく、どっちにしても普遍性ある言葉だし、同じようなことを考え付くものだ、ということだろう。


ただ、ちょっと考えなきゃいけないのが、本当にフェイスブック社…というかいわゆるITサービス大企業、「GAFA」など全体が、この精神でやってきて、その結果ビジネスで勝利し続けている、という話だ。



これも嘘か誠か、信憑性は保証できない…という前提でいうけど、掃除機ロボット「ルンバ」が I robot 社から発売され旋風を巻き起こしたとき、日本の大手電機メーカーが「あの程度の完成度でいいなら、うちはとっくの昔に出せていた。だが自動で部屋を動いて掃除するロボットなら、どこかで止まっちゃいけない、落ちたり子供や陶器とぶつかって事故を起こしちゃいけない、とそういう安全性の懸念で完璧なものを目指していたから、発売を見送っていた…」と。

負け惜しみの匂いもぷんぷんする。実際は技術面でもルンバ以上のことはできなかっただけ、かもしれんが(笑)、もし本当にそうだとすると、たしかにこれは捨てるべき旧弊かもしれない。(ITサービスは、見つかった欠陥をその後パッチファイルや新バージョンで解決し、それを配布しやすいからでもあろうが)

法的な面でも、これは同じで…
この前まで農水大臣をやっていた自民党斎藤健議員が、経産官僚時代に驚いたという話。

m-dojo.hatenadiary.com
わたし前の仕事(経産省)をやっていたときに、アメリカの行政官と話して「こんなに意識が違うのか!」とひっくり返ったことがあるんですよ。それは何かというと、アメリカみたいなとこで情報のね、新しい技術、情報の新しいビジネスがどんどん出てくる。
こういう問題が起こったらどうするんだ、こんな問題はどうするんだとわたしが聞いたんですよ。そしたらアメリカの行政官は、


「それは訴訟になるから。裁判所が結論を出すからそれでいいんだ」って。


日本の場合は何か問題が起こっちゃったらいけないから、行政はああしなくちゃいけないこうしなくちゃいけないって考えちゃうんですよ。ところがアメリカの行政官はあっけらかんとして「あ、それは裁判所が結論を出すから」って。それで終わり。
つまり技術革新みたいにものすごくスピードが早いものを、行政官の知識でなんか事前に規制しようっていうのはもともと無理な話で。アメリカのようなやつは、自由にやらせて、何か問題がおきたら裁判所が結論を出すから自由にやれって、そういう文化風土があるんですよ。


久米田康治かってに改蔵」か「ざよなら絶望先生」のどっちかで、このネタに近いエピソードがあったけど、そのときの言い回しは「90%の完成度を100%にするのは、0から90%まで完成度を高めるのと同じぐらいの手間やコストがかかる」といった言い回しだったかな。これも敗れた日本企業の言い訳として「日本企業はモノづくりの誇りで、その100%を目指した。外国企業は90%のまま売り出したからコストや開発期間でかなわなかった」というように言われたりもしてるらしい(が、よくわからん)


・・あ、しらべたら「さよなら絶望先生」28巻に収録されている様子。

wiki.kumetan.net
小森霧「この世界では 90対90の法則というのがあってね」
戦国策出典の故事成語百里を行く者は九十里を半ばとす」の現代版ことわざ。
プログラムやソフトウェアの開発において「コードの最初の90%が開発時間の90%を占め、残りの10%がさらに90%を占める」というもの(予定時間を100とすると完成までに180かかってしまうという意味)。
霧が次コマで「皮肉」と言っているように、完成間際のデバッグなどで大きく時間を取られて開発予定期間から大幅に遅れることがあるため、前もってよく計画するようにという教訓を込めた物である。

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4コマ目
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糸色望「道路とかも9割方出来ていても残りの1割に 同じくらい時間かかる事ありますしね」
作中の絵にもあるように、道路予定区域の一部で反対運動等が起きて用地買収が出来なかったり、(用地買収が済んでも)工事に着工できないことにより工期を大幅に超えてしまうことがある。

関東地方での例では首都圏中央自動車道圏央道)は1996年に初開通して以来、各地で用地取得が難航しており、当初の2012年全開通予定が2014年以降に先延ばしされている。
2011年9月現在、東京都多摩地域、埼玉県、茨城県区間は比較的開通が進んでいるが、神奈川県と千葉県の諸区間の進捗は遅れ気味で、開通予定の延長が相次いでいる。

ameblo.jp