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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

高田延彦「俺がヒクソン戦のために『フィジカル』の特訓してた時、道場の連中がエンセンから柔術を学んでた。合流したら『あれ?極められない』となってた」

twitterの囲みを増補して書いておく

堀江ガンツ @horie_gantz 氏が『Number 』で高田延彦ヒクソン戦を聞くインタビューがあり、これで面白い話があった
Uインター勢がエンセン井上と交流し、柔術の技術を知ったのが飛躍のきっかけだったとの話は、既にマニアには有名な話だが、丁度この時期、高田はヒクソン戦のため逆にUの道場を離れ、上山龍紀ひとりを付き人にして、フィジカル中心の特訓をした。30代で走りの記録を更新するなど、体力面は確かに向上したがのだが…
「帰ったら、なぜか皆が下からの柔術流防御とか使いこなし自分は対応できなくなってた」(笑)
何とも間の悪い話である。

最近、「高田はヒクソンの幻想に押しつぶされていた。もし自信をもってやっていたら……」という話がやけに強調されているけど、実際のところ、どんなに自信を持って対峙しても、結果はほとんど変わらなかったんじゃないかと個人的には思うですよ(笑)。

ただ、ことし前半を席巻した「UWF懐古ブーム」の中で「道場のスパーで一番強かったのは高田さん」という話も出ていたので、ヒクソン戦のアレと、その話がミッシング・リンク風になっているのも事実。
柔術知識―いや、あらゆる格闘技において、相手の技に関する知識が「ゼロ」と「1、2」の間には圧倒的な違いも、どうもあるようで、ひとつの「IF」としては、エンセンUインター勢交流の、最初期から高田も加わっていて、スパーの中で柔術の技術を知識だけでも習得していたら…というのも、成立するかもしれない。


格闘技も「ビデオ」が普及するのとしないので大違い、という話を以前書きました。

格闘技もフィギュアも「ビデオ」が質を変えた…「映像の、大衆の世紀」をあらためて考える - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140827/p1

コメント欄

かばん
2017/10/18 12:53
高田が特訓をしてたのってどれくらいの期間なんでしょうね。特訓というくらいだから年単位ではないでしょうし、長くてもせいぜい数ヶ月では。だったら高田も数ヶ月柔術の練習をして桜庭と同じように活躍できていないとおかしいですよね。高田は一回目のヒクソン戦の後にアメリカの柔術道場に滞在して練習をしてますし、その後も桜庭たちと練習する機会はいくらでもあるはずなのに、なんでいつまでも弱いままだったんでしょうかね。
Poet Poet
2017/10/18 13:53
実際、柔術を習った後の二戦目でも、あっさり負けてますしねー。二戦目の後、「ヒクソンは、ただの柔術親父」と放言した高田が、
ヒクソンが腰を痛めていて、トレーニングもできなかったことを知って、どう感じたかが知りたいですね。
グリフォンさんは、「プロレスが死んだ日」は読まれました?新しい情報はあまりないけど、PRIDEのワークが書籍に載ったのは初めてかな?
gryphon gryphon
2017/10/19 02:19
近藤氏の本はおととい買ってまだ積ん読です。
そういう記述があるのか…高田vsヒクソン本や雑誌だけで、20年記念ということでいろいろ出てて優先度をどうするか困るネ。
15件リツイートがあった、ぼくのかきこみ
https://twitter.com/gryphonjapan/status/917146704515702784
高田延彦の「ヒクソン後」を語るとき、なぜUFCで大活躍した元王者のマーク・コールマンから、足関節技で一本勝ちした空前絶後の快挙にマスコミは触れようとしないのかっ(言うな) #NHK
gryphon gryphon
2017/10/19 02:24
再来年は、高田vsコールマン20周年で盛り上がろうぜい!UFC王者経験者からの一本勝ちは、日本人として初だったはずだ‥‥。
Poet Poet
2017/10/19 10:29
30台半ばからでも、新しい技術を身につけて、一段と強くなることが可能なことは、多くの(主に西洋人の)選手が証明
しているので、高田に関しては、コンテストを知らない仲間内でのお山の大将だった説が濃厚になってきたかな。
今年になって、ようやく前田×ニールセンの正体が分かってきたり、リングスの内幕も語られるようになってきたりで、
1990年代の話は、もう時効だから話してもいいと考える人が増えているのでしょうね。
Poet Poet
2017/10/19 11:44
あと、よく言われる「グラウンドでのパウンドありと無しでは技術体系が異なり、パウンドありではU系の技術は柔術に劣る」
というのも言い訳ですよね。ブラジリアン柔術の技術は、パウンド無しルールでも通用していて、実際、寝技限定スパーでも
U系の技術では柔術に太刀打ちできないのだから、パウンド無しルールのほうが勝ち目がなかったというのは冷静に押さえて
おかないと。