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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

『安倍クーデター』があるなら『翁長クーデター』も(同じ論法で)あるのでは…との論(※判決未確定)/「基地は住民投票が無いので違憲」論で戦え!

辺野古沖 国の訴え認める「翁長知事の対応は違法」 | NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160916/k10010688941000.html

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沖の埋め立て承認をめぐり、国が沖縄県を訴えた裁判で、福岡高等裁判所那覇支部は「普天間基地の騒音被害を取り除くには、埋め立てを行い移設するしかなく、移設により県全体の基地負担が軽減される」として国の訴えを認め、翁長知事が承認を取り消したのは違法だとする判決を言い渡しました。
名護市辺野古沖の埋め立て承認をめぐって、国はことし3月、翁長知事が行った承認取り消しを撤回するよう求める是正指示を出しましたが、県が指示に応じないため、違法だとする訴えを起こしました。
(略)
「埋め立てを承認した前の知事の判断に不合理な点はなく、承認の取り消しは許されない」として、国の訴えを認め、翁長知事が承認を取り消したのは違法だと判断しました。
(略)
沖縄県の翁長知事は県庁で記者会見し、「辺野古が唯一の移設先という国の主張を追認するかのような内容で、地方自治制度を軽視し、沖縄県民の気持ちを踏みにじる、あまりにも国に偏った判断だ。裁判所には法の番人としての役割を期待していたが、政府の追認機関であることが明らかになり、大変失望している。三権分立という意味でも相当な禍根を残すのではないか」


もう今では懐かしさもある言葉となった「安倍クーデター」、だいたいの趣旨はこうだったと記憶している。

・別の法律(憲法)に照らして違法である法律、制度を作り強行する
・それでも「これは法律に違反していない」と言い張り、既成事実とする
・法律上の批判を浴びても、意に介さない


だから、「クーデターだ」というものだった。ふむ。
……で、それと同じ論法で、取り消し措置は「翁長クーデター」じゃないかね、というお話。
書いてみると構造が単純で、話が膨らまなかった。

だがもちろん、クーデターという言葉を自分がここで提示するは、
「結果的に『我ら人民』の喝采のもとに、それが実際の政治上”承認”される」…こともありうる、という含意を込めている。


なぜ沖縄県は木村草太説の「そもそも住民投票無しで基地を置くことが違憲だ」という形で、司法判断を争わないのかっ

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/50224

……現行の駐留軍用地特別措置法の条文を読むと、白紙委任であって、基地新設の根拠として不十分ではないか、との疑念がある。本来であれば、「沖縄県名護市辺野古に、このような条件の下で、米軍基地を新設する」と、場所と設置条件を示した条文が必要なはずだ。そうなると、法律を作るところからやり直さなくてはならない。
 ここで、住民投票の話に戻ろう。憲法95条は、特定の地方公共団体にのみ適用される法律は、「その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ」制定できないと定めている。
 この条文については、地方公共団体の組織や事務に介入する法律に適用されるもので、特定地域を対象とする国の事務には適用されないとの見解もある。しかし、国会が、特定の地域に不公平な負担を押し付けることを防止するための規定との理解が、過去の住民投票の例からして妥当だろう。
 もし、辺野古基地設置法を作るなら、憲法95条に基づき、名護市の住民投票による同意が必要である。同意がない限り、法律は作れないから、基地も造れない。憲法をベースに、理屈を積み重ねていくと、そういう結論になるはずである。
 話をまとめよう。米軍基地の場所は重要な事柄なので、法律で決めなくてはならない。辺野古基地設置法は、名護市の住民投票による承認がない限り成立しない。政府が、辺野古基地新設を進めたいのであれば、早急に法案をまとめ、国会の議決をとり、住民投票を行うしかない。憲法に従うなら、「名護市住民投票!この道しかない!」のである。
■基地=違憲でない


 このような主張には、二つの反応が予想される。まずは、「お前は、日本の安全保障がどうなってもよいのか」といった類いの反応である。しかし、私は、米軍基地建設そのものが違憲だ、と言っているわけではない。単に、憲法の定める手続きを踏むべきだと言っているだけである。辺野古への基地新設が日本の安全保障に死活的に重要であるなら、むしろ、地元の納得を得て、米軍の方々に気持ちよく駐留してもらうべきだろう。
 第二は、「そんな話は聞いたことがない。お前の憲法解釈は、誤っているのではないか」という反応である。もちろん、私の解釈は唯一絶対のものではない。しかし、理論的には、十分に成り立つはずである。私の解釈を否定するのなら、「辺野古新基地設置法や住民投票なしに、名護市に負担を押し付けて良い」とする理由をきちんと説明してほしい(後略)


今回の裁判じゃなくても、この論を争点にした、県と国の法廷闘争が行われるべきだったのではないか。
残念であった。
今後、そうなるかもしれない。