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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ついに「手の内を隠すゲーム」であるポーカーも人工知能が人間に勝利?感慨深い

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1501/09/news108.html
テキサスホールデム(ポーカー)の必勝プログラムが完成 ついに不完全情報ゲームでもコンピュータが人間を上回る
人工知能の歴史がまた1ページ更新された。
[ねとらぼ]


 カナダのアルバータ大学は1月9日(日本時間)、ヘッズアップリミットホールデム(ポーカーの1種)において、コンピュータソフト「Cepheus」が“完全プレイ”を解析したと発表しました。研究成果をまとめた論文が米科学誌サイエンス(電子版)に掲載されています。
(略)

手札2枚と共通カード(最大5枚)を組み合わせる「テキサスホールデム」という形式を1対1(ヘッズアップ)で行うもの。リミットとは賭け金が決められているタイプです(有り金を全部賭けるオールインなどは不可)。

 つまり、同ゲームでは一定額ずつチップをかけての勝負(降りてもよい)を何度も行います。これを長期的にプレイすると「Cepheus」は絶対に負けないそうです。ポーカーは「不完全情報ゲーム」であり、相手の手札がわからないことからブラフも有効でしたが、リミットゲームにおいてはこのたび実質的な“完全解”が……


2013年の電王戦の後、
こういう記事を書いてました。

電王戦、戦い済んで日が暮れて…さて次の人間vsコンピュータは?医療診断?ポーカー? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130423/p2

将棋やオセロは「二人零和有限確定完全情報ゲーム」だそうだ。
ちゃんと親切に、ウィキペディアにリンクしといたぞ。
では、そういうゲーム以外では??
上に挙げた2つのゲーム(ポーカー&麻雀)。そんなのは運でしかないだろう、とは思う。
(略)

だが

・最初に配られたカードは4と6のツーペア。どう勝負して何枚のカードを交換するか?(※後述)
・このカードで、勝負を仕掛けるか降りるか?
…などといった「論理的判断」の積み重ねが、有利・不利を決定していくんだろうな。これは麻雀もいうまでもなし。「ヒキの強さ」だとか「亜空間でポン」とかは実在すると考える必要もないような気がする。
ということで、自分の配られたカード、牌から何を捨てて何を交換するか?ということ、ここで勝負するか、降りるか?を論理的に突き詰めていけば、(最終的に)ポーカーや麻雀で連戦連勝、生涯無敗になるとしたら・・・これは研究者に開発してもらったらいいんじゃないかいな?

そういう視点で、今回の「ポーカーの必勝法を人工知能が解明」報道は興味深かった。

そして次は「麻雀」を期待したい。
桜井章一よ、ふるえて眠れ……。