http://blog.livedoor.jp/domesaka/archives/1005442.html
●【将棋】羽生名人、娘さんから教わった「どうぶつしょうぎ」に本気モード
1 名前:樽タル防衛隊φ ★[] 投稿日:2010/01/11(月) 12:20:27 ID:???0
将棋の羽生善治四冠(39、名人、王将、王座、棋聖)が10日、
栃木県宇都宮市の東武百貨店で開幕した「とちぎ将棋まつり」(文化庁主催)に参加、子供にブームになっている「どうぶつしょうぎ」に挑んだ。3×4の盤面を使い、ライオン、象、きりん、ひよこの4種類のコマを使って戦うゲーム。
日本女子プロ将棋協会の公認のもと、昨年9月に幻冬舎エデュケーショナルから一般発売され、早くも15万セットが売れるヒット商品となっている。本職の方では敵無しの羽生四冠も「どうぶつしょうぎ」は初心者。
「実はうちの娘(12歳と10歳の女児)から教えてもらいました。学校で聞いてきたようで、初めは“何それ?”と聞き返したほどです」と苦笑い。
それでも考案者の北尾まどか女流初段(29)との対戦では鋭い読みと巧みな寄せで勝利し、貫禄を示した。
羽生四冠は「覚えるのは意外と簡単。私ももっと勉強します」と気に入った様子だった。
いま記事を読み直してびっくりなのは、幻冬舎がこのゲームに一枚かんでいること。大もうけだなあ。
こんなに儲けてる出版社は無いねえ。
それはそれとして、リンク先でも突っ込まれているが写真キャプション。
3 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2010/01/11(月) 12:21:49 ID:swTXRKBL0
> 真剣なまなざしできりんさんを動かす羽生名人
295 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2010/01/11(月) 14:40:57 id:iDWsHs8t0
そのフレーズはわざとだよなw
ワロスww
あと、思うのは「名人おとなげねぇ」ということと「最強の王者は金網でもリングでも変わらず強い」ということでした。
なんか違うか。
さて、上のリンクからのびたリンクだが、もう昨年の段階で最善手を尽くした場合の必勝法が判明したらしい。
http://www.tanaka.ecc.u-tokyo.ac.jp/~ktanaka/dobutsushogi/
http://www.computer-shogi.org/blog/animal-shogi_solution/
当ブログでもお知らせしたコンピュータ将棋協会5月例会にて話題になり、コメント欄でも多くの結果が公表されたどうぶつしょうぎ。現在の結論は、後手(そらチーム?)の勝ちらしい、とのことです。
当ブログの5月例会の記事のコメント欄の内容をおさらいすると、当協会5月例会の時点ですでにGPS将棋の田中さんとうさぴょんの池さんによって解析が進められており、千日手らしい、との結論が出されていました。その後バグが発見されたことで千日手の結論が撤回され、後手勝ちに変わりました。田中先生はコンピュータの後退解析(retrograde analysis)により78手で後手勝ちの結論。 鈴木将棋の鈴木さんもコンピュータのdf-pn(depth-first proof-number search)による探索で後手勝ちと結論づけました・・・(後略)
このあと、どういうふうにこの種のゲームを「読み切って」いくのかを解説しているのだが、1割も分からないながらなんとなくそれが楽しい(笑)。
でもさ、こういうゲームで「最善手の結果が既に分かっている」といわれると、それは人間同士、ましてや素人の俺らがやるときに何の影響もなくても、なんか醒めない?
笹原圭一氏は「DREAMはPRIDEのように大爆発をいまいちできないのは(UFCに強い選手がいて)『60億分の1』とPRIDEのようにうたえないから。最強の選手が集まる、というのはその選手の国籍や派手さに関係なく、それ自体が魅力や吸引力になっていた」と分析している。
自分はそれを聞いて「えー、最強じゃなくたって拮抗した2人の選手が白熱した試合を見せてくれればいいと思うんだけどな」と感じたものだが、「このゲームは完全解析されている」といわれて白けるような思いと似ていると考えれば納得いくかも。