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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「同一作者の、複数の作品世界が交錯する事例」のまとめ(コメント欄・ブクマを含めて一体のまとめです)【クロスオーバー】

上の
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150106/p1
から続きまーす。

あるいは昨年11月に書いたこの記事

「別々の作品世界が、一つの世界に合流する」のはやっぱり楽しいね。「朝ドラ」もそのほかも… - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141127/p4

と繋げて読んでもらうほうがいいかもしんない。
下の記事では、こう書いたのだった。

カメオ出演ならやまほどあるけど、ストーリーに絡むぐらいの勢いで二つの作品の世界観が交わるもの、というと…まあ一番文句がこないのが、作者自身の別作品を、他の作品との世界観で交流させたものは、というと。
 
島耕作のシリーズに、「加治隆介の議」の加治氏と、その息子の議員が出ていた。「ハロー張りネズミ」の人も出てきたかな?
・「少女ファイト」の重要人物が、「G戦場ヘブンズドア」と重なる
名探偵コナンとまじっく快斗が対決
夢枕獏「風果つる街」に出てきた流浪の将棋真剣師が、「獅子の門」の格闘家の父親
 
…あれ?こんなもんかな?結構覚えているようで覚えてないな。
うーん、うーん、まだあるはずなんだよ!けっこうあったんだよ!!言われればあー、そうか、となるんだよ……まあいいや、ムリをするよりあとで補足しよう。
もちろん水島新司永井豪が意図的に「オールスター総出演」を企画した大甲子園バイオレンスジャックはいうまでもなく。

今回の記事で雑談したおり、いろいろ得た新情報・新知識もあるので、画像があるものは画像を交えて、暫定的に一覧をつくります。

追記 頂いた情報を元にリニューアルするが、その前にFAQ的に

少し、あらためて説明すべきことを箇条書きに。

【FAQ】
Q:時々話に出てくる「スターシステム」とこれって違うの?
「スターシステム」のウィキペディアは相変わらずムダに充実しててすばらしいが(笑)、ようはそこでも語られているように同じ「俳優」が出ていても、役が違えば、世界がリンクしているとはかぎらない(してないとも限らない)わけです。例えていえば、同じ西田敏行が同じ顔で(当たり前だ)登場しても、「八代将軍吉宗」の世界と「釣りバカ日誌」の世界はリンクしてませんよね。
元祖の手塚治虫もそうですが、いしいひさいちも、同じタブチやヒロオカでも、野球選手・監督そのものに加え、作品では先生だったり作家だったりします。


Q:「外伝」「続編」とか「スピンオフ」と違うの?
これも明確な区切りはないんですけど、スピンオフや外伝・続編なら、その世界観がつながるのはある意味当然過ぎて、わざわざ注目するまでもないというか…まあ逆にスピンオフは、ギャグをやらせたり学園ものにしたりと「キャラは同じだが世界がまったく別物」のパターンもありますけど。
あとから知ったけど、こういうのを【クロスオーバー】と表現することが多いようですね。



Q:違う作家の作品やキャラがつながってたりするのもあるよね。
紹介している過去の記事で真っ先に挙げているのが「ルパンvsホームズ」なぐらいで、もちろん大好きです…が、単にそこまで手を広げることは不可能だと思ったのであきらめました。逆に誰かが作ってくれないかなー、一覧表。


Q:小説でも同じ趣向はあるよね。
一つ前のQ&Aと同じです!大好きですが、そこまで手が回りそうも無い。むしろ誰かが作ってくれーーー。その時は夢枕獏の「獅子の門」と「風果つる街」の関係、入れといてね。

とりあえず、仮の一覧表〜漫画限定で… 【※この記事のコメント欄/はてなブックマークと合わせてご覧ください】

作者名 作品 解説
河合克敏 とめはねっ!」と「帯をギュッとね! 今回のきっかけになったもの。こちらこちら参照
日本橋ヨヲコ 「G戦場ヘブンズドア」と「少女ファイト お遊びの域を超えてかなり重要な部分で関わっています。2作読まないと完全に理解できないレベル。
弘兼憲史 島耕作シリーズ」と「加治隆介の議」「ハロー張りネズミ 探偵・木暮久作が出てくるがスターシステムで、世界は別かもしれない。加治のほうは総理を務め引退した隆介の息子が、優秀な若手政治家として登場し活躍。
青山剛昌 名探偵コナン」と「怪盗キッド 怪盗と探偵として、何度も直接対決。
ゆうきまさみ 究極超人あ〜る」キャラと他作品 あ〜るや鳥坂さんが、一種の「ヒョウタンツギ」のような存在として他作品に出没。また同時期連載だった「あ〜る」と「鉄腕バーディ(リメイク前の編)」では、ひとつの場面を両作それぞれの視点で描くお遊びも(金属バット投げ返しの挿話)
松江名俊 2014年の読み切り3作品 これは意図的に、まず独立した3つの読み切り作品を発表。最後に「この連中は同じ学校に通っています。そこが舞台の新連載『トキワ来たれり!』が始まります」とやった(笑)。
柴田ヨクサル ハチワンダイバー」と「エアマスター」「谷仮面 コメント欄で教えてもらった。自分は未見なのでこちらなどを。
水島新司 大甲子園」シリーズなど 殿堂入りレベル(笑)。もともと世界を合体させることが目的のシリーズという意味もあった
永井豪 バイオレンスジャック」シリーズなど 殿堂入りレベル(笑)。もともと世界を合体させることが目的のシリーズという意味もあった。ただし、無敵のロボット⇒空手の達人など、変化させてほのめかすものもある
松本零士 銀河鉄道999」と宇宙海賊のシリーズ これも殿堂入りレベル。はじめからの構想だったのかもしれないような違和感の無さ。
藤子・F・不二雄 ドラえもん」と「パーマン」など 星野スミレ(パー子の正体)が登場する「目立ちライト」の回などが有名。21エモンのご先祖が20世紀のつづれやを経営しているなどのお遊び多数。「中年スーパーマン佐江内氏」はシリーズのオチが某作品とのリンク。描いたのは別人だが『ドラQパーマン』という作品も
たがみよしひさ 『なあばすぶれいくだうん』に『軽井沢シンドローム 自分は知らないのでコメント引用。/『探偵モノのなあばすで、軽シン主人公の耕平が容疑者になるんだけど、軽シンメンバーがみんな「耕平、ついにやったか」としか言わないという(笑)』/外にも多数リンクがあるそうです
和田慎二 スケバン刑事」の神恭一郎という探偵 自分は知らないのでコメント引用。/『スケバン刑事では神恭一郎という探偵が出てきますが、彼は過去作で何度かキーになる人物として描かれてますし、事務所の助手も過去作で主役やってたし。』
小林まこと 「1、2の三四郎2」「格闘探偵団」と「柔道部物語」 三五十五たちが、三四郎と赤木の試合を前に「あの人の関節技は俺たちにも参考になるな」とつぶやいたりしてました。あと三五は五輪での金メダル取りに失敗、叩かれてやや屈折(笑)。こちら参照
手塚治虫 「ミッドナイト」と「ブラックジャック」など 手塚は俳優のように一つのキャラが別作品では別のキャラになる『スターシステム』を採用しているので確認が難しいが、左に挙げた2作品の連動は間違いない。その他多数あるほか「火の鳥」では各種の作品世界が合体する構想もあったとか。
石ノ森章太郎 キカイダー」と「イナズマン お祭り的な「VSもの」ではあるが、作品世界が同一である前提で描いたのはたしか。
ゆでたまご キン肉マン」と「スクラップ三太夫 打ち切りが決まったので、ヤケクソで描いたと本人がどこかで回想してた気が(笑)。やっぱりキン肉マンキャラを出すと、人気があったとか。
鳥山明 ドラゴンボール」と「Dr.スランプ」など 「追ってペンギン村!」という回で、悟空がある相手を追跡中、ペンギン村に立ち寄る話があります。メガヒット作品の競演として、ある意味一番有名かもしれない。その後発表した「銀河パトロールジャコ」は、幼い日のブルマなどが登場し、ドラゴンボール世界の前日譚とわかる
細野不二彦 ギャラリーフェイクと「りざべーしょんぷりーず」など 画商とツアーコンダクターとして、「ガウディ」など名所とアートの関わるところで何度かバトル。「ダブルフェイス」も。
田河水泡 のらくろ」と他作品 負傷したのらくろを他作品のキャラが見舞ったり、勝利を祝う提灯行列に参加したり。
サラ・イネス 「セケンノハテマデ」と「大阪豆ゴハン」「誰も寝てはならぬ ゴハンでバイオリン専攻していた学生(ショーリンこと松林)が、音楽業界で活躍し、セケン〜の主人公バンドの曲つくりを支援。またバンドが「今、あえてレコードを出したい!」と企画したとき、ジャケットのデザインをするのが「誰も〜」のバス好きゴローちゃん
吉田戦車 おかゆネコ」と「ちくちくウニウニ」 ウニたちが、かなり普通の登場人物となっている
さだやす圭 「フォーシーム」と「なんと孫六 作中でいうように、どちらも日本球界の枠におさまらずメジャーにたどり着いた暴れん坊という似たもの同士。孫六は「二刀流」なので、打者と投手として野球で直接対決!(2015)
永松潔 「テツぼん」と「ツヨシしっかりしなさい ツヨシ(井川強)はお弁当チェーンの事業家になっていた。鉄ヲタ国会議員の仙露鉄男と協力し、九州や東北の活性化、復興に取り組む(2017)
羽海野チカ 3月のライオン」と「ハチミツとクローバー 「ライオン」の主人公が学ぶ高校の教師たちと、ハチクロの「藤原デザイン」の面々が、アマチュア将棋大会で団体戦!(2018)
北条司 シティハンター」と「キャッツアイ」 2019年に上映された映画版で、この2作品のキャラクターが競演。(2019)

すまん、頂いた情報が多すぎて、一覧表を再構築は不可能!はてブとコメント欄は、そのまま「表の一部」ってことで…。

この日付記事の、下のコメント欄と
はてなブクマ
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20150106/p2

、あと当方のtwitterリプライにて情報が寄せられまくった。感謝のひとこと。
ですが、こうなると自分も存在を知らなかった作品も多く、上のような定義にあてはまるか、実際にどうかの確認や分類などもむずかしい。


そんなわけで、下に延びていくコメント欄もブクマも、ここの一覧表に無い情報がたくさん掲載されています。それを表に作り直すより、それもそのまま、この一覧表の一部、別館だと考えて、そのまま読んで頂いたほうが早い。
他の人にはやっぱり見えないtwitterリプライでの情報提供などは、少しずつ表に加えて生きたいです。

関連テーマのリンク集(一部です)

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twitter情報

その後の補足

2017年5月、星野之宣レインマン」に「宗像教授」が登場。


2017年8月、永松潔「テツぼん」に「ツヨシしっかりしなさい」の強が登場。


 
・2017年8月発売の川原泉バーナム効果であるあるがある」などの作品は、すべて「「〜がある」シリーズ」の一環であり、主人公が違うが、全部同じ学校「彰英高校」が舞台であるとの設定。
 
togetter.com

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【画像集】

                    
  

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3月のライオンハチクロ
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サラ・イネスの連載中漫画「ストロベリー」、前作「セケンノハテマデ」と繋がる
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